黒猫の闇の刻印
クッ……「見たことある」程度の認識では、選択肢の闇に呑まれる。似た用語との違いまで自らの言葉で語れて初めて、その術は身についたと言える。……ちゃんとノートに2つ並べて書け、それでいいから。
この分野の重要語
WBS
WBSは、プロジェクトの成果物や作業を階層的に分解して整理した図表です。
COCOMOⅡ(Constructive Cost ModelⅡ)
COCOMOⅡは、ソフトウェア開発規模や各種要因から工数・期間を見積もるモデルです。
COCOMO(Constructive Cost Model)
COCOMOは、ソフトウェアの規模をもとに開発工数や期間を見積もるモデルです。
PERT
PERTは、作業の依存関係と所要時間を基に、プロジェクト日程を分析する手法です。
WBS 辞書
WBS辞書は、WBSで分解した各作業項目の内容、成果物、責任者、完了条件などを詳しく記述した文書です。
EVM(Earned Value Management)
EVMは、計画値・出来高・実コストを使って、プロジェクトの進捗とコストを統合的に管理する手法です。
アローダイアグラム
アローダイアグラムは、作業の順序関係や依存関係を矢印で表す工程管理図です。
コミュニケーション
コミュニケーションは、関係者間で情報を共有し、認識合わせや意思決定を支える活動です。
パラメトリック見積り
パラメトリック見積りは、単価や生産性などのパラメータを使って工数や費用を計算する見積り方法です。
ボトムアップ見積り
ボトムアップ見積りは、作業を細かく分解し、個々の見積りを積み上げて全体を求める方法です。
三点見積り
三点見積りは、楽観値・最可能値・悲観値の3つを使って、不確実性を考慮する見積り方法です。
予防処置
予防処置は、将来起こりそうな問題やリスクを未然に防ぐために行う対応です。
用語一覧
| 用語 | 小分類 | 要点 |
|---|---|---|
| CCB(Change Control Board:変更管理委員会) | プロジェクトの統合 | プロジェクトの変更要求を審査し、承認・却下を決定する権限を持つ委員会。 |
| COCOMOⅡ(Constructive Cost ModelⅡ) | プロジェクトのコスト | COCOMOⅡは、ソフトウェア開発規模や各種要因から工数・期間を見積もるモデルです。 |
| COCOMO(Constructive Cost Model) | プロジェクトのコスト | COCOMOは、ソフトウェアの規模をもとに開発工数や期間を見積もるモデルです。 |
| CPM(Critical Path Method:クリティカルパス法) | プロジェクトの時間 | CPMは、プロジェクト全体の最短完了期間を決める、余裕時間のない作業経路です。 |
| EVM(Earned Value Management) | プロジェクトの時間 | EVMは、計画値・出来高・実コストを使って、プロジェクトの進捗とコストを統合的に管理する手法です。 |
| JIS Q 21500 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトマネジメントの考え方やプロセスを示した国際規格ISO 21500の日本版(手引き)。 |
| LOC(Lines of Code)法 | プロジェクトのコスト | プログラムの行数(ソースコード量)をもとに、開発規模や工数・コストを見積もる手法。 |
| OBS | プロジェクトの資源 | 組織を単位に作業や責任の所在を構造化して表した組織分解構成(Organizational Breakdown Structure)。 |
| PDM(Precedence Diagramming Method:プレシデンスダイアグラム法) | プロジェクトの時間 | 作業を四角(ノード)で表し、作業間の順序関係を矢印でつなぐスケジュールネットワークの記法。 |
| PERT | プロジェクトの時間 | PERTは、作業の依存関係と所要時間を基に、プロジェクト日程を分析する手法です。 |
| PMBOK(Project Management Body of Knowledge:プロジェクトマネジメント知識体系) | プロジェクトマネジメント | プロジェクトマネジメントの知識・手法を体系的にまとめた、世界的に広く使われるガイド。 |
| PMO(Project Management Office) | プロジェクトマネジメント | 組織内の複数プロジェクトを横断的に支援・統制する専門部署。 |
| RAM(Responsibility Assignment Matrix:責任分担マトリックス) | プロジェクトの資源 | 作業と担当(組織・個人)を表形式で対応づけ、誰が何に責任を持つかを示す表。 |
| WBS | プロジェクトのスコープ | WBSは、プロジェクトの成果物や作業を階層的に分解して整理した図表です。 |
| WBS 辞書 | プロジェクトのスコープ | WBS辞書は、WBSで分解した各作業項目の内容、成果物、責任者、完了条件などを詳しく記述した文書です。 |
| アローダイアグラム | プロジェクトの時間 | アローダイアグラムは、作業の順序関係や依存関係を矢印で表す工程管理図です。 |
| ガントチャート | プロジェクトの時間 | 作業を横棒で表し、横軸の時間に沿って各作業の開始・終了や進捗を示すスケジュール表。 |
| クラッシング | プロジェクトの時間 | 資源(人員など)を追加投入して作業期間を短縮し、スケジュールの遅れを取り戻す技法。 |
| コストベースライン | プロジェクトのコスト | 時間の経過に沿って承認された予算配分を表す、コスト管理の基準線。 |
| コスト管理 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの費用を見積り・予算化し、実際の支出を監視して計画内に収める管理活動。 |
| コミュニケーション | プロジェクトマネジメント | コミュニケーションは、関係者間で情報を共有し、認識合わせや意思決定を支える活動です。 |
| コミュニケーションチャネル | プロジェクトのコミュニケーション | 関係者間で情報をやり取りする経路の数。人数が増えると急激に増加する。 |
| スケジュール | プロジェクトの時間 | 各作業をいつ開始し、いつ終えるかを時間軸に沿って定めた計画。 |
| スケジュールの制約 | プロジェクトの時間 | スケジュールを組むうえで守らねばならない、納期や開始時期などの時間的な制限。 |
| スケジュールネットワーク分析 | プロジェクトの時間 | 作業の順序関係を表したネットワーク図を分析し、全体の所要期間やクリティカルパスを求める技法。 |
| スコープ規定書 | プロジェクトのスコープ | プロジェクトで行う作業や成果物の範囲を明確に定義した文書。 |
| スコープ(作業及び成果物) | プロジェクトのスコープ | プロジェクトで行う作業と、生み出す成果物の範囲。 |
| ステークホルダ分析 | プロジェクトのステークホルダ | プロジェクトに関わる利害関係者を洗い出し、影響度や関心を分析して対応方針を定めること。 |
| ステークホルダ登録簿 | プロジェクトのステークホルダ | プロジェクトの利害関係者の情報や、その関心・影響度・対応方針をまとめた一覧表。 |
| テレビ会議 | プロジェクトのコミュニケーション | 離れた場所の参加者が、映像と音声でリアルタイムにやり取りする会議形態。 |
| テーラリング | プロジェクトマネジメント | 標準のプロジェクトマネジメント手法を、対象プロジェクトの規模や特性に合わせて調整・取捨選択すること。 |
| パラメトリック見積り | プロジェクトの時間 | パラメトリック見積りは、単価や生産性などのパラメータを使って工数や費用を計算する見積り方法です。 |
| ファストトラッキング | プロジェクトの時間 | 本来は順番に行う作業を一部並行して進め、全体の期間を短縮する技法。 |
| ファンクションポイント法 | プロジェクトのコスト | システムの機能の数や複雑さから開発規模を見積もり、工数・コストを算出する手法。 |
| プッシュ型コミュニケーション | プロジェクトのコミュニケーション | 送り手が特定の相手へ情報を一方的に送り届ける伝達方法。 |
| プル型コミュニケーション | プロジェクトのコミュニケーション | 受け手が必要なときに、自分で情報を取りに行く伝達方法。 |
| プロジェクト | プロジェクトマネジメント | 目的を達成するために、開始と終了が定められた一時的な取り組み。 |
| プロジェクトにおける品質管理測定値の活用(データ表現技法の選択など) | プロジェクトの品質 | 品質に関する測定データを集め、適切な図表で表現して品質の状態把握や改善に活用すること。 |
| プロジェクトにおける調達戦略(契約のタイプの選択など) | プロジェクトの調達 | 必要な資源やサービスを外部から調達する際の、契約形態や調達方法の方針。 |
| プロジェクトの制約 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトを進めるうえで守らねばならない、スコープ・時間・コスト・品質などの制限条件。 |
| プロジェクトの環境 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの進め方や成否に影響する、組織内外の状況・条件のこと。 |
| プロジェクトの組織図 | プロジェクトの資源 | プロジェクトの体制を、指揮命令や報告の関係とともに図で表したもの。 |
| プロジェクトガバナンス | プロジェクトマネジメント | プロジェクトが組織の方針に沿って適切に進むよう、意思決定や監督の仕組みを整えること。 |
| プロジェクトスコープのクリープ | プロジェクトのスコープ | 正式な変更管理を経ずに、作業範囲が少しずつ膨らんでいってしまう現象。 |
| プロジェクトスポンサー | プロジェクトマネジメント | プロジェクトに資金や資源を提供し、上位の立場で支援・承認する責任者。 |
| プロジェクトチーム | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの作業を実際に担当するメンバーの集まり。 |
| プロジェクトマネジメント | プロジェクトマネジメント | 限られた期間・資源・予算の中で目標を達成するため、計画・実行・監視・調整を行う管理活動。 |
| プロジェクトマネジメントチーム | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの計画・監視・調整など、管理業務を担うメンバーの集まり。 |
| プロジェクトマネージャ | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの責任者として、計画・実行・調整を統括し、目標達成へ導く人。 |
| プロジェクトライフサイクル | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの開始から終結までを、いくつかの段階(フェーズ)に分けて捉えた全体の流れ。 |
| プロジェクト作業規定書 | プロジェクトの統合 | プロジェクトで行う作業の範囲・内容・条件を具体的に記述した文書。 |
| プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画) | プロジェクトの統合 | プロジェクトの進め方全体を定めた、各管理領域の計画を統合した中心的な計画文書。 |
| プロジェクト又はフェーズの終結報告書 | プロジェクトの統合 | プロジェクトやその一段階(フェーズ)の終了時に、成果や経緯をまとめて報告する文書。 |
| プロジェクト完了報告書 | プロジェクトの統合 | プロジェクト全体の終了にあたり、最終的な成果・評価・教訓をまとめて報告する文書。 |
| プロジェクト憲章 | プロジェクトの統合 | プロジェクトの開始を正式に認可し、目的・概要・責任者などを示す最上位の文書。 |
| ベースライン | プロジェクトの統合 | スコープ・スケジュール・コストなどの承認済みの基準。実績と比較して差異を測る物差しになる。 |
| ボイスメール | プロジェクトのコミュニケーション | 相手が不在のときに音声メッセージを録音して残し、後で再生して伝える仕組み。 |
| ボトムアップ見積り | プロジェクトの時間 | ボトムアップ見積りは、作業を細かく分解し、個々の見積りを積み上げて全体を求める方法です。 |
| マイルストーン | プロジェクトの時間 | プロジェクトの重要な節目となる時点。期間を持たず、達成すべき到達点を示す。 |
| ラグ | プロジェクトの時間 | 先行する作業の後、後続作業の開始を意図的に遅らせる待ち時間。 |
| リスクの定性的分析技法 | プロジェクトのリスク | リスクを発生確率と影響度の大小で評価し、対応の優先順位を付ける分析手法。 |
| リスクの定量的分析技法 | プロジェクトのリスク | リスクの影響を金額・期間などの数値で評価し、確率を加味して全体への影響を見積もる手法。 |
| リスク管理 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの目標を脅かす不確実な事象を洗い出し、評価し、対応策を講じて影響を抑える活動。 |
| リード | プロジェクトの時間 | 後続作業を、先行作業の完了を待たずに前倒しで重ねて開始させる短縮のための時間。 |
| ワークパッケージ | プロジェクトのスコープ | WBSで作業を分解した、管理可能な最小単位の作業のまとまり。 |
| 三点見積り | プロジェクトの時間 | 三点見積りは、楽観値・最可能値・悲観値の3つを使って、不確実性を考慮する見積り方法です。 |
| 中日程計画表(工程別作業計画) | プロジェクトの時間 | 数週間〜数か月単位の中期的な作業計画を、工程ごとに示した日程表。 |
| 予想コスト | プロジェクトのコスト | プロジェクトの完了までにかかると見込まれる、予測上の費用。 |
| 予算 | プロジェクトのコスト | プロジェクトに使うことが承認された、費用の計画上の総額や配分。 |
| 予防処置 | プロジェクトの品質 | 予防処置は、将来起こりそうな問題やリスクを未然に防ぐために行う対応です。 |
| 作業計画立案 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトで行う作業を洗い出し、順序・担当・期間などを定めて計画にまとめること。 |
| 優先順位付けされたリスク | プロジェクトのリスク | 分析の結果、対応すべき重要度の高い順に並べられたリスクの一覧。 |
| 双方向コミュニケーション | プロジェクトのコミュニケーション | 送り手と受け手が互いにやり取りし、その場で質疑や確認ができる伝達方法。 |
| 品質管理 | プロジェクトマネジメント | 成果物が品質要求を満たすよう、計画・確認・是正を行うプロジェクトの管理活動。 |
| 品質要求事項 | プロジェクトの品質 | 成果物やプロセスが満たすべき品質の基準・条件。 |
| 品質計画 | プロジェクトの品質 | 求める品質をどう達成・確認するかを定めた、品質管理の計画。 |
| 問題報告 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトで発生した問題を、関係者へ正確に伝え対応につなげるための報告。 |
| 問題発見 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの目標達成を妨げる問題を、早い段階で見つけ出すこと。 |
| 変更登録簿 | プロジェクトの統合 | 提出された変更要求とその審査・承認状況を記録・管理する一覧。 |
| 変更管理 | プロジェクトマネジメント | 変更管理は、変更要求を評価し、承認・実施・記録までを統制するプロセスです。 |
| 変更要求 | プロジェクトの統合 | 変更要求は、仕様、範囲、納期、費用、品質条件などの変更を正式に求める依頼です。 |
| 大日程計画表(マスタスケジュール) | プロジェクトの時間 | プロジェクト全体の主要な工程や節目を、長期的な視点でまとめた最上位の日程計画。 |
| 契約書又は注文書 | プロジェクトの調達 | 調達において、発注内容や取引条件を双方が合意した証として取り交わす文書。 |
| 実コスト | プロジェクトのコスト | プロジェクトで実際に発生した費用の実績値。 |
| 対策立案 | プロジェクトマネジメント | 発見・報告された問題に対し、解決のための具体的な対応策を考えてまとめること。 |
| 小日程計画表(週間作業計画) | プロジェクトの時間 | 週単位など短期間の具体的な作業を、担当・日程まで細かく示した日程計画。 |
| 得た教訓文書 | プロジェクトの統合 | プロジェクトで得た成功・失敗の経験と、その原因・対策をまとめた記録文書。 |
| 承認された変更 | プロジェクトの統合 | 正式な審査を経て実施が認められた変更。これだけがベースラインに反映される。 |
| 文書化 | プロジェクトマネジメント | プロジェクトの計画・決定・成果・記録を文書として残し、共有・参照できるようにすること。 |
| 検査報告書 | プロジェクトの品質 | 成果物の検査結果(合否・不適合の内容など)をまとめた文書。 |
| 活動リスト | プロジェクトのスコープ | 活動リストは、プロジェクトで実施する具体的な作業を一覧化したものです。 |
| 活動所用期間見積り | プロジェクトの時間 | 各作業(活動)を完了するのに必要な期間を見積もること。 |
| 活動順序 | プロジェクトの時間 | 各作業(活動)を、どんな前後関係・依存関係で実施するかという順序。 |
| 紙面 | プロジェクトのコミュニケーション | 報告書や文書など、紙(または文書形式)で情報を伝える手段。 |
| 資源要求事項 | プロジェクトの資源 | プロジェクトの各作業を行うために必要な、人員・設備・資材などの種類と量。 |
| 進捗データ | プロジェクトのスコープ | 進捗データは、プロジェクト作業がどこまで進んでいるかを示す実績値です。 |
| 進捗報告 | プロジェクトの時間 | 作業の進み具合や課題の状況を、関係者へ定期的に伝える報告。 |
| 進捗報告書 | プロジェクトのコミュニケーション | 計画に対する作業の進み具合や課題を、定期的にまとめて関係者へ伝える文書。 |
| 進捗管理 | プロジェクトマネジメント | 計画に対する作業の進み具合を把握し、遅れがあれば調整して計画どおりに進めるよう管理すること。 |
| 配布情報 | プロジェクトのコミュニケーション | 関係者へ届けるべき、進捗・課題・決定事項などの情報。 |
| 電子メール | プロジェクトのコミュニケーション | ネットワークを通じて文書メッセージを送受信する、代表的な伝達手段。 |
| 類推見積り | プロジェクトの時間 | 類推見積りは、過去の類似案件や似た作業の実績を参考にして見積もる方法です。 |
最初から全部覚えようとしなくて大丈夫だよ。問題で出会った用語を戻って確認する流れが、結局いちばん早いから。……「全部読んだ」より「3つ説明できる」のほうが、本番では強いよ。