黒猫の闇の刻印
クッ……「見たことある」程度の認識では、選択肢の闇に呑まれる。似た用語との違いまで自らの言葉で語れて初めて、その術は身についたと言える。……ちゃんとノートに2つ並べて書け、それでいいから。
この分野の重要語
SQL
SQLは、関係データベースの表からデータを検索・追加・更新・削除するための言語です。
デッドロック
デッドロックは、複数の処理が互いに相手の持つ資源解放を待ち、処理が進まなくなる状態です。
RDB(Relational Database:関係データベース)
RDBは、データを表形式で管理し、表同士の関係をキーで表すデータベースです。
XML データベース
XMLデータベースは、XML形式の階層構造データをそのまま格納・検索しやすくしたデータベースです。
会話型 SQL
会話型SQLは、利用者が端末からSQL文を直接入力し、その場で結果を確認する使い方です。
埋込み SQL
埋込みSQLは、CやJavaなどのプログラム中にSQL文を記述してデータベースを操作する方法です。
2 相コミットメント
2相コミットメントは、分散したデータベースの更新を、すべて成功か全て取消しかに統一する制御方式です。
OODB(Object Oriented Database:オブジェクト指向データベース)
OODBは、データをオブジェクト(データと処理をひとまとめにした単位)の形で扱うデータベースです。
インメモリデータベース
主に主記憶上にデータを保持し、ディスク中心のDBより高速な読み書きを狙うデータベース。
データレイク
データレイクは、さまざまな形式のデータを加工せず、そのままの形で大量にためておく保管場所です。
ビッグデータ
ビッグデータは、従来の方法では扱いきれないほど大量・多様・高速に生まれるデータの総称です。
メタデータ
メタデータは、データそのものではなく、そのデータについて説明する「データに関するデータ」です。
用語一覧
| 用語 | 小分類 | 要点 |
|---|---|---|
| 2 相コミットメント | トランザクション処理 | 2相コミットメントは、分散したデータベースの更新を、すべて成功か全て取消しかに統一する制御方式です。 |
| B-tree インデックス | トランザクション処理 | B-treeインデックスは、データを木構造で整理し、検索を高速にする最も一般的な索引方式です。 |
| ELT(Extract/Load/Transform) | データベース応用 | ELTは、データを抽出してそのまま格納し、後で変換するデータ統合の手順です。 |
| ETL(Extract/Transform/Load) | データベース応用 | ETLは、データを抽出し、変換してから格納するデータ統合の手順です。 |
| HDB(Hierarchical Database:階層型データベース) | データベース方式 | 階層型データベースは、データを親子関係の木構造で表すデータベースです。 |
| IRDS(Information Resource Dictionary System:情報資源辞書システム) | データベース応用 | IRDSは、組織が持つデータ資源の意味や定義を一元的に管理する辞書の仕組みです。 |
| NDB(Network Database:網型データベース) | データベース方式 | NDBは、データを網の目のようなリンクで結び、多対多の関係を表せるデータベースモデルです。 |
| NULL | データベース設計 | NULLは、データベースで値が存在しない・未設定であることを表す特別な状態です。 |
| OLTP(Online Transaction Processing) | データベース応用 | OLTPは、注文や入金などの取引を、その場で即座に処理する方式です。 |
| OODB(Object Oriented Database:オブジェクト指向データベース) | データベース方式 | OODBは、データをオブジェクト(データと処理をひとまとめにした単位)の形で扱うデータベースです。 |
| RDB(Relational Database:関係データベース) | データベース方式 | RDBは、データを表形式で管理し、表同士の関係をキーで表すデータベースです。 |
| SQL | データ操作 | SQLは、関係データベースの表からデータを検索・追加・更新・削除するための言語です。 |
| XML データベース | データベース方式 | XMLデータベースは、XML形式の階層構造データをそのまま格納・検索しやすくしたデータベースです。 |
| アクセス権 | データ操作 | アクセス権は、利用者やプログラムが対象データに対して実行できる操作範囲を定める権限です。 |
| インデックス数 | トランザクション処理 | インデックス数は、表に設定する索引の数のことで、多すぎても少なすぎても問題になります。 |
| インメモリデータベース | データベース方式 | 主に主記憶上にデータを保持し、ディスク中心のDBより高速な読み書きを狙うデータベース。 |
| ウォームスタート | トランザクション処理 | ウォームスタートは、障害後に、直前の状態を活かして素早く再開する復旧方法です。 |
| エンティティ | データベース設計 | エンティティは、データとして管理したい対象となる「もの」や「こと」です。 |
| カバリングインデックス | トランザクション処理 | カバリングインデックスは、必要なデータが索引だけでそろい、表本体を読まずに済む索引です。 |
| カーソル | データ操作 | カーソルは、検索結果の複数行を1行ずつ順に取り出して処理する仕組みです。 |
| キーバリュー型データベース | データベース方式 | キーバリュー型データベースは、キー(鍵)と値の組だけで単純にデータを保存する方式です。 |
| クラスタ化インデックス | トランザクション処理 | クラスタ化インデックスは、索引の順序に合わせてデータ本体そのものを並べて格納する索引です。 |
| グラフデータベース | データベース方式 | グラフデータベースは、データ同士のつながり(関係)を中心に扱うデータベースです。 |
| グラフ型のデータモデル(プロパティグラフ,トリプルストア) | データベース方式 | グラフ型のデータモデルは、点と線でデータの関係を表す考え方で、いくつかの形式があります。 |
| コマンド方式 | データ操作 | コマンド方式は、文字で命令(コマンド)を入力して操作する方式です。 |
| コミットメント制御 | データベース応用 | コミットメント制御は、一連の処理をすべて確定するか、すべて取り消すかを制御する仕組みです。 |
| コールドスタート | トランザクション処理 | コールドスタートは、障害後に、途中の状態を使わず初めから立ち上げ直す復旧方法です。 |
| ジャーナルファイル(ログファイル) | トランザクション処理 | ジャーナルファイルは、データベースの更新内容を時系列で記録した履歴ファイルです。 |
| ストリーミングデータ | データベース応用 | ストリーミングデータは、絶え間なく次々に発生し続ける流れるようなデータです。 |
| タプル(行,組) | データベース方式 | タプルは、関係データベースの表における1行分のデータ(組)のことです。 |
| チェックポイント | トランザクション処理 | チェックポイントは、その時点までの更新を確実に記憶装置へ書き出して記録する区切りです。 |
| ディスク容量見積り | データベース設計 | ディスク容量見積りは、データベースの保存に必要な記憶容量を事前に算出することです。 |
| デッドロック | トランザクション処理 | デッドロックは、複数の処理が互いに相手の持つ資源解放を待ち、処理が進まなくなる状態です。 |
| データクレンジング | データベース応用 | データクレンジングは、データの誤りや重複、表記の揺れを直して品質を高める作業です。 |
| データセキュリティ | データベース方式 | データセキュリティは、データを不正なアクセスや漏えい、破壊から守る取組みです。 |
| データディクショナリ | データベース設計 | データディクショナリは、データベースで扱うデータの定義や構造をまとめた辞書です。 |
| データベース制御機能 | データベース方式 | データベース制御機能は、DBMSが複数の利用や障害に対しデータを正しく保つための機能です。 |
| データベース定義機能 | データベース方式 | データベース定義機能は、表の構造や項目、制約などデータベースの枠組みを定める機能です。 |
| データベース操作機能 | データベース方式 | データベース操作機能は、データの登録・参照・更新・削除を行う機能です。 |
| データレイク | データベース応用 | データレイクは、さまざまな形式のデータを加工せず、そのままの形で大量にためておく保管場所です。 |
| データ機密保護機能 | データベース方式 | データ機密保護機能は、DBMSなどでデータを許可された利用者だけに扱わせるための保護機能です。 |
| データ重複の排除 | データベース設計 | データ重複の排除は、同じデータが複数箇所に重複して存在しないよう整理することです。 |
| ドキュメント指向データベース | データベース方式 | ドキュメント指向データベースは、JSONのような文書単位でデータを柔軟に保存する方式です。 |
| ネットワークモデル(網モデル) | データベース方式 | ネットワークモデルは、データ同士を多対多の網の目状の関係で表すデータモデルです。 |
| ハッシュインデックス | トランザクション処理 | ハッシュインデックスは、値をハッシュ関数で変換し、特定の値の検索を高速にする索引です。 |
| バックワードリカバリ(ロールバック) | トランザクション処理 | バックワードリカバリ(ロールバック)は、未完了の処理を取り消し、開始前の状態へ戻す復旧です。 |
| パターン文字列 | データ操作 | パターン文字列は、あいまいな条件で文字列を検索するときに使う、特殊記号を含む指定文字列です。 |
| ビッグデータ | データベース応用 | ビッグデータは、従来の方法では扱いきれないほど大量・多様・高速に生まれるデータの総称です。 |
| ビットマップインデックス | トランザクション処理 | ビットマップインデックスは、取り得る値の種類が少ない列の検索に向く索引です。 |
| ファイル | データベース設計 | ファイルは、関連するデータをひとまとまりにして記憶装置に保存する単位です。 |
| フォワードリカバリ(ロールフォワード) | トランザクション処理 | フォワードリカバリ(ロールフォワード)は、確定済みの更新を反映し直して復旧する方法です。 |
| フォーム | データ操作 | フォームは、データの入力や表示を分かりやすく行うための画面の様式です。 |
| メタデータ | データベース設計 | メタデータは、データそのものではなく、そのデータについて説明する「データに関するデータ」です。 |
| モジュール言語 | データ操作 | モジュール言語は、SQLの処理をひとまとまりの部品(モジュール)として記述する方式です。 |
| ユニークインデックス | トランザクション処理 | ユニークインデックスは、その列に重複する値が登録されないことを保証する索引です。 |
| リレーションシップ | データベース設計 | リレーションシップは、E-R図でエンティティ(実体)同士の関係を表すものです。 |
| レコード | データベース設計 | レコードは、関連する複数の項目をひとまとめにした、データの1件分です。 |
| レプリケーション | データベース応用 | レプリケーションは、データベースの複製を別の場所に作り、内容を同期させる仕組みです。 |
| ロック粒度 | トランザクション処理 | ロック粒度は、同時実行制御でデータを保護する範囲の大きさのことです。 |
| 一意性制約 | データベース設計 | 表の特定列または列の組合せについて、同じ値の重複を許さないデータベース制約。 |
| 会話型 SQL | データ操作 | 会話型SQLは、利用者が端末からSQL文を直接入力し、その場で結果を確認する使い方です。 |
| 保全機能 | データベース方式 | 保全機能は、データの正しさ(完全性)を保ち、矛盾や破壊を防ぐ機能です。 |
| 共有ロック | トランザクション処理 | 共有ロックは、データを読み取る間、他者の読み取りは許すが書き換えは禁じるロックです。 |
| 内部スキーマ(記憶スキーマ) | データベース方式 | 内部スキーマは、データを記憶装置上に実際どう格納するかを定義した最下層の設計です。 |
| 分散データベース | データベース方式 | 分散データベースは、データを複数の場所のコンピュータに分けて配置し、全体を一つのように扱うデータベースです。 |
| 分散ファイルシステム | データベース応用 | 分散ファイルシステムは、複数のコンピュータにまたがってファイルを保存・管理する仕組みです。 |
| 列指向データベース | データベース方式 | 列指向データベースは、データを列ごとにまとめて格納するデータベースです。 |
| 削除権限 | トランザクション処理 | 削除権限は、特定の表やデータを削除してよいかを定めたアクセス権の一種です。 |
| 半構造化データ | データベース応用 | 半構造化データは、完全な表形式ではないが、ある程度の構造(タグや階層)を持つデータです。 |
| 参照制約 | データ操作 | 参照制約は、他の表を参照する列に、存在しない値が入らないようにする制約です。 |
| 参照権限 | トランザクション処理 | 参照権限は、表やファイルなどの対象を読み取ることだけを許可するアクセス権です。 |
| 同時実行制御(排他制御) | データベース方式 | 複数の処理が同じデータを同時に更新しても矛盾が起きないよう、アクセス順序やロックを制御する仕組みです。 |
| 問合せ(クエリ) | データ操作 | 問合せ(クエリ)は、データベースに対して条件を指定し、必要なデータを取り出す要求です。 |
| 営業支援システム | データベース応用 | 営業支援システムは、営業活動の情報を管理し効率化する仕組みで、SFAとも呼ばれます。 |
| 埋込み SQL | データ操作 | 埋込みSQLは、CやJavaなどのプログラム中にSQL文を記述してデータベースを操作する方法です。 |
| 外部スキーマ(副スキーマ) | データベース方式 | 外部スキーマは、個々の利用者やアプリから見たデータの形を定義した最上層の設計です。 |
| 完全関数従属 | データベース設計 | 完全関数従属は、主キー全体によって初めて、ある属性の値が決まる関係です。 |
| 定義域(ドメイン) | データベース方式 | 定義域(ドメイン)は、ある属性(列)が取り得る値の範囲や種類のことです。 |
| 実現値 | データベース方式 | 実現値は、データモデルで定めた枠組みに実際に入っている具体的なデータの値です。 |
| 実表 | データ操作 | 実表は、データベース内に実際にデータを格納している表です。 |
| 専有ロック | トランザクション処理 | 専有ロックは、データを書き換える間、他者の読み取りも書き換えも禁じるロックです。 |
| 属性(列,フィールド) | データベース方式 | 属性は、表の縦の項目(列)で、データのある性質を表します。 |
| 性能評価 | データベース設計 | 性能評価は、システムが必要な処理能力や速度を満たしているかを測って判断することです。 |
| 挿入権限 | トランザクション処理 | 挿入権限は、表に新しいデータを追加してよいかを定めたアクセス権の一種です。 |
| 推移関数従属 | データベース設計 | 推移関数従属は、主キーから直接ではなく、別の属性を経由して値が決まる関係です。 |
| 数値型 | データ操作 | 数値型は、整数や小数などの数値を格納するためのデータ型です。 |
| 文書管理システム | データベース応用 | 文書管理システムは、文書を電子的に保存・整理し、検索や版管理を行う仕組みです。 |
| 日付型 | データ操作 | 日付型は、年月日などの日付・時刻を格納するためのデータ型です。 |
| 検査制約 | データ操作 | 検査制約は、列に入れてよい値の条件を定め、それを満たさない値の登録を防ぐ制約です。 |
| 概念スキーマ | データベース方式 | 概念スキーマは、データベース全体の論理的な構造を、実装によらず定義した中心の層です。 |
| 概念データモデル | データベース設計 | 概念データモデルは、特定の製品やシステムによらず、データの構造を業務の視点で整理したモデルです。 |
| 構造化データ | データベース応用 | 構造化データは、行と列の表形式のように、決まった構造に整理されたデータです。 |
| 構造型データベース | データベース方式 | 構造型データベースは、データをあらかじめ決めた構造に従って整理して格納する方式の総称です。 |
| 物理データモデル | データベース方式 | 物理データモデルは、実際のDBMS製品に合わせて、データの格納方法まで具体化した設計です。 |
| 相関名 | データ操作 | 相関名は、SQLの問合せの中で表に付ける一時的な別名です。 |
| 論理データモデル | データベース方式 | 論理データモデルは、データの構造を、特定の製品に依存しない形で論理的に整理した設計です。 |
| 論理データ構造のマッピング | データベース設計 | 論理データ構造のマッピングは、データを効率よく扱うための並べ方・つなぎ方・管理方法です。 |
| 転置インデックス | トランザクション処理 | 転置インデックスは、文書中の単語から、その単語を含む文書を素早く探すための索引です。 |
| 透過性 | データベース応用 | 透過性は、内部の複雑な仕組みを利用者に意識させず、単純に見せる性質です。 |
| 部分関数従属 | データベース設計 | 部分関数従属は、複数列からなる主キーの一部だけで、ある属性の値が決まってしまう関係です。 |
| 関係スキーマ | データベース方式 | 関係スキーマは、関係データベースの表の構造(表名と属性の並び)を表したものです。 |
| 関係モデル | データベース方式 | 関係モデルは、データを行と列からなる表(関係)の形で表すデータモデルです。 |
| 関係代数 | データ操作 | 関係代数は、表(関係)に対する操作を数学的に定義した、関係モデルの理論的な基礎です。 |
| 関係(リレーション) | データベース方式 | 関係(リレーション)は、関係モデルにおける一つの表のことです。 |
| 階層モデル | データベース方式 | 階層モデルは、データを親子関係の木構造で表すデータモデルです。 |
| 障害回復 | データベース方式 | 障害回復は、システム障害でデータが壊れたり処理が中断したりした際に、正しい状態へ戻すことです。 |
| 集約関数 | データ操作 | 集約関数は、複数行の値をまとめて、合計や平均などの一つの値を求める関数です。 |
| 非 NULL 制約 | データ操作 | 非NULL制約は、その列に必ず値を入れることを義務づけ、空(NULL)を許さない制約です。 |
| 非構造化データ | データベース応用 | 非構造化データは、決まった形式を持たず、表形式に整理されていないデータです。 |
最初から全部覚えようとしなくて大丈夫だよ。問題で出会った用語を戻って確認する流れが、結局いちばん早いから。……「全部読んだ」より「3つ説明できる」のほうが、本番では強いよ。