FP3 GLOSSARY CATEGORY
相続・事業承継の用語
この分野の重要語から順に確認できます。問題で詰まったら、用語の意味だけでなく「対象者・金額・期限・制度の目的」まで見直しましょう。
黒猫の闇のメモ
クッ……「なんとなく分かる」は試験会場で霧と化す。似た制度との違いを、対象者・金額・期限の三柱で語れ。……特に控除と非課税枠、毎年混ぜて出してくるからな。
この分野の重要語
相続税の基礎控除
相続税の課税価格から差し引く非課税枠。3,000万円+600万円×法定相続人の数で計算する。
死亡保険金の非課税限度額
相続人が受け取る死亡保険金について、相続税計算上「500万円×法定相続人の数」まで非課税となる枠。
代襲相続
本来相続人となる人が死亡等している場合、その子などが代わって相続する制度。
公正証書遺言
公証人が作成に関与し、原本が公証役場に保管される遺言。
暦年課税
贈与税の原則的な課税方式。1年間の贈与額から基礎控除110万円を差し引いて計算する。
相続放棄
相続人が、財産も債務も一切承継しないことを家庭裁判所へ申述する手続き。
贈与税の基礎控除
暦年課税で、1年間の贈与財産から差し引く110万円の非課税枠。
遺留分侵害額請求
遺留分を侵害された相続人が、不足分に相当する金銭を請求できる権利。
配偶者の税額軽減
配偶者が相続した財産について、法定相続分相当額または1億6,000万円まで相続税を軽減する制度。
小規模宅地等の特例
一定の宅地等について、相続税評価額を大幅に減額できる特例。
検認
家庭裁判所が遺言書の存在と状態を確認し、偽造・変造を防ぐ手続き。
準確定申告
亡くなった人の所得税について、相続人が代わりに行う確定申告。
用語一覧
| 用語 | 小分類 | 要点 |
|---|---|---|
| みなし相続財産 | 相続・事業承継 | 本来は相続財産ではないが、相続税法上は相続財産とみなして課税される財産。 |
| 法定相続分 | 相続・事業承継 | 民法が定める各相続人の取り分の目安となる割合です。 |
| 代襲相続 | 相続・事業承継 | 本来相続人となる人が死亡等している場合、その子などが代わって相続する制度。 |
| 倍率方式 | 相続・事業承継 | 固定資産税評価額に国税庁が定める倍率を掛けて宅地等を評価する方法。 |
| 公正証書遺言 | 相続・事業承継 | 公証人が作成に関与し、原本が公証役場に保管される遺言。 |
| 半血兄弟姉妹 | 相続・事業承継 | 父母の一方だけを同じくする兄弟姉妹。全血兄弟姉妹の2分の1の相続分となる。 |
| 単純承認 | 相続・事業承継 | 被相続人の財産も債務も、無制限にすべて承継する相続方法。 |
| 小規模宅地等の特例 | 相続・事業承継 | 一定の宅地等について、相続税評価額を大幅に減額できる特例。 |
| 延納 | 相続・事業承継 | 相続税などを一度に金銭納付できない場合に、一定期間に分けて納める制度。 |
| 成年後見制度 | 相続・事業承継 | 判断能力が不十分な人を、法律面・財産面で保護・支援する制度。 |
| 教育資金の一括贈与 | 相続・事業承継 | 直系尊属から教育資金を一括贈与された場合の非課税措置。令和8年3月31日までで新規適用は終了。 |
| 暦年課税 | 相続・事業承継 | 贈与税の原則的な課税方式。1年間の贈与額から基礎控除110万円を差し引いて計算する。 |
| 検認 | 相続・事業承継 | 家庭裁判所が遺言書の存在と状態を確認し、偽造・変造を防ぐ手続き。 |
| 死亡保険金の非課税限度額 | 相続・事業承継 | 相続人が受け取る死亡保険金について、相続税計算上「500万円×法定相続人の数」まで非課税となる枠。 |
| 法定相続人 | 相続・事業承継 | 民法上、相続人となる範囲と順位が定められている人。 |
| 準確定申告 | 相続・事業承継 | 亡くなった人の所得税について、相続人が代わりに行う確定申告。 |
| 物納 | 相続・事業承継 | 相続税を金銭で納付できず延納も困難な場合に、相続財産そのもので納付する制度。 |
| 直系卑属 | 相続・事業承継 | 子・孫など、自分より下の世代で直通する血族。 |
| 直系尊属 | 相続・事業承継 | 父母・祖父母など、自分より上の世代で直通する血族。 |
| 相続 | 相続・事業承継 | 人の死亡により、財産上の権利義務を相続人が承継すること。 |
| 相続人 | 相続・事業承継 | 被相続人の財産上の権利義務を承継する人。 |
| 相続放棄 | 相続・事業承継 | 相続人が、財産も債務も一切承継しないことを家庭裁判所へ申述する手続き。 |
| 相続時精算課税 | 相続・事業承継 | 一定の親族間贈与について、贈与時に課税を抑え、相続時にまとめて精算する制度。 |
| 相続税の基礎控除 | 相続・事業承継 | 相続税の課税価格から差し引く非課税枠。3,000万円+600万円×法定相続人の数で計算する。 |
| 秘密証書遺言 | 相続・事業承継 | 遺言内容を秘密にしたまま、遺言の存在を公証人に証明してもらう遺言。 |
| 結婚・子育て資金の一括贈与 | 相続・事業承継 | 直系尊属から結婚・子育て資金を一括贈与された場合、一定額まで非課税となる制度。 |
| 自筆証書遺言 | 相続・事業承継 | 遺言者が全文・日付・氏名を自書し、押印して作成する遺言。 |
| 被相続人 | 相続・事業承継 | 死亡して相続財産を残す人。相続される側の人。 |
| 贈与税 | 相続・事業承継 | 個人から財産を無償でもらった場合に、もらった人に課される税金。 |
| 贈与税の基礎控除 | 相続・事業承継 | 暦年課税で、1年間の贈与財産から差し引く110万円の非課税枠。 |
| 路線価方式 | 相続・事業承継 | 道路に付された路線価をもとに、宅地の相続税評価額を求める方法。 |
| 遺産分割協議 | 相続・事業承継 | 共同相続人全員で、遺産の分け方を話し合って決める手続き。 |
| 遺留分 | 相続・事業承継 | 兄弟姉妹以外の一定の相続人に最低限保障される相続財産の取り分。 |
| 遺留分侵害額請求 | 相続・事業承継 | 遺留分を侵害された相続人が、不足分に相当する金銭を請求できる権利。 |
| 遺言 | 相続・事業承継 | 死亡後の財産承継などについて、法律上の方式に従って意思表示すること。 |
| 配偶者の税額軽減 | 相続・事業承継 | 配偶者が相続した財産について、法定相続分相当額または1億6,000万円まで相続税を軽減する制度。 |
| 限定承認 | 相続・事業承継 | 相続で得たプラスの財産の範囲内で、被相続人の債務を負担する承認方法。 |
苦手な分野だけ見ても大丈夫だよ。用語を確認してから問題に戻れば、同じミスを減らせるからね。……「明日からやる」って言ってる人、だいたい本番までやらないけど。