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TAKKEN

宅地建物取引士の問題解説

免除対象 標準 takken_menjo_015

問題

宅地の造成と安全性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 切土と盛土にまたがる造成地では、地盤の強さが異なるため、不同沈下が生じやすい。
  2. 盛土による造成地は、土を盛るだけで自然に締め固まるため、十分な締固めをしなくても沈下のおそれは小さい。
  3. 擁壁には水抜き穴を設けないほうが、背面の地下水が保たれて安全である。
  4. 傾斜地に盛土をする場合、地盤と盛土を密着させる段切りなどの処理をしなくても問題はない。
出典:オリジナル問題|参考範囲:独立行政法人住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産の表示に関する公正競争規約(2026年4月1日現在施行の法令)、土地・建物に関する一般的な技術的知見、国土交通省等の公表資料、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲

正解と解説

正解:切土と盛土にまたがる造成地では、地盤の強さが異なるため、不同沈下が生じやすい。

解説:造成した土地で建物が傾いたり崩れたりしないようにするための注意点です。もとの地盤を削る切土(きりど)部分と土を盛る盛土(もりど)部分にまたがる造成地は、地盤の強さや沈下の挙動が異なるため、境目で不同沈下(不均一な沈下)が生じやすく注意が必要です。たとえば固い土台とやわらかい土台にまたがって家が乗るようなもので、境目だけ沈みやすいイメージです。盛土は十分に締め固めないと沈下しやすく、自然に締まるわけではありません。擁壁(ようへき)には、背面の地下水によって土圧が増し崩壊するのを防ぐため、水抜き穴を設ける必要があります。傾斜地に盛土をするときは、地盤と盛土を密着させるための段切りなどの処理が必要です。

この問題の見方:「切盛りの境は不同沈下」「盛土は締固めが必要」「擁壁は水抜き穴が必要」「傾斜地の盛土は段切り」と押さえておくと迷いません。

他の選択肢はなぜ違う?

  • 盛土は十分に締め固めないと沈下しやすく、自然に締まって安全になるわけではありません。
  • 擁壁には水抜き穴を設け、背面の地下水を排出して土圧の増大を防ぐ必要があります。
  • 傾斜地への盛土では、地盤と盛土を密着させる段切りなどの処理が必要です。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:独立行政法人住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産の表示に関する公正競争規約(2026年4月1日現在施行の法令)、土地・建物に関する一般的な技術的知見、国土交通省等の公表資料、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲

各法令の条文と試験範囲を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

不動産適正取引推進機構の過去問題は無断転載が禁止されているため、本問は条文・制度に基づく独自問題として作成しています。

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