IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
あるプロジェクトには三つの作業経路があり、所要日数は経路1が8日、経路2が11日、経路3が9日で、現在のクリティカルパスは経路2(11日)である。納期短縮のため、クリティカルパス上の作業を見直して経路2を3日短縮し、8日にできることになった。他の経路の日数は変わらないとき、短縮後のプロジェクト全体の最短完了日数は何日になるか。
- ア 9日
- イ 8日
- ウ 11日
- エ 28日
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:9日
解説:クリティカルパスは『最も日数のかかる経路』であり、全体の完了日数はその最長経路で決まります。最初は経路2が11日で最長(クリティカルパス)でした。これを3日縮めて8日にすると、各経路は経路1=8日、経路2=8日、経路3=9日になります。ここで注意したいのは、経路2を縮めた結果、これまでクリティカルパスでなかった経路3(9日)が新しい最長経路、つまり新しいクリティカルパスになる点です。したがって全体の所要日数は経路2の8日ではなく、経路3の9日になります。クリティカルパスを短縮するときは、別の経路が新たなボトルネックに変わっていないかを必ず確認する必要があります。
覚え方:短縮のたびに『今いちばん長い経路はどれ?』と全経路を見直すのがコツです。1本縮めても、すぐ後ろに控えた経路が新クリティカルパスに昇格することがある、と覚えておきましょう。全体日数=常に最長経路です。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ8日は短縮後の経路2(および経路1)の日数ですが、それより長い経路3(9日)が残っているため、全体はこれより短くはなりません。
- ウ11日は短縮前のクリティカルパス(経路2)の日数で、短縮を反映していないため誤りです。
- エ28日は三つの経路の日数を単純に足し合わせた値で、並行して進む経路を二重に数えており誤りです。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。