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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

マネジメント系 難しい itpassport_mng_056

問題

あるプロジェクトのアローダイアグラムは、作業の前後関係が次のとおりである。作業Aと作業Bは同時に開始でき、作業Cは作業Aの完了後に、作業Dは作業BとCの両方の完了後に開始できる。各作業の所要日数はA=4日、B=10日、C=5日、D=3日である。作業Aの最遅開始日(プロジェクト全体を遅らせないために、作業Aを開始してよい最も遅い時点。プロジェクト開始からの経過日数)は何日目か。

  1. 0日目
  2. 4日目
  3. 1日目
  4. 9日目
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:1日目

解説:まず全体の所要日数を求めます。Dの前にBが終わる経路はB(10日)、Aの後にCが続く経路はA+C=4+5=9日です。DはBとCの両方が終わってから始まるので、Dの開始は両経路のうち遅い方、つまり10日目です。全体はそこにD3日を足して13日となり、これがクリティカルパス(B→D)の長さです。次にAの最遅開始を考えます。Cは遅くとも10日目には終わっている必要があるので、C(5日)の最遅開始は5日目、その前のA(4日)の最遅開始は5−4=1日目です。Aを1日目より遅く始めるとCの完了が10日目を超え、全体が遅れてしまいます。経路A→Cには合計1日の余裕(フロート)がある、と言い換えることもできます。

覚え方:最遅開始は『後ろから逆算』。終点(13日)→Dの最遅開始(10日)→Cの最遅開始(5日)→Aの最遅開始(1日)とさかのぼります。最早=前から足す、最遅=後ろから引く、と方向で覚えると混乱しません。

他の選択肢はなぜ違う?

  • 最早開始日(できるだけ早く始める場合)が0日目で、これは余裕(フロート)を考慮していない開始時点です。問われているのは最遅開始日なので誤りです。
  • 4日目は作業Aの所要日数そのものであり、開始してよい時点とは関係がありません。
  • 9日目は経路A→Cの合計(4+5)にあたる値で、Dの最遅開始10日目から逆算すべきところを取り違えやすい数字ですが、Aの最遅開始としては誤りです。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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