IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
あるプロジェクトで洗い出した4つのリスクについて、発生確率と影響度(損失額)を見積もった。リスクの重要度を「発生確率×影響度」で評価するとき、最も優先して対策すべきリスクはどれか。それぞれの発生確率と影響度は各選択肢に示すとおりとする。
- ア 発生確率0.2・影響度500万円のリスク
- イ 発生確率0.8・影響度200万円のリスク
- ウ 発生確率0.5・影響度300万円のリスク
- エ 発生確率0.3・影響度400万円のリスク
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:発生確率0.8・影響度200万円のリスク
解説:リスクは数が多いため、限られた時間や予算をどこに使うかの優先順位を決める必要があります。よく使われるのが、発生のしやすさ(発生確率)と起きたときの大きさ(影響度)を掛け合わせ、期待される損失の大きさ(リスクの重要度)で比べる方法です。本問を計算すると、発生確率0.2×影響度500万円=100万円、発生確率0.8×影響度200万円=160万円、発生確率0.5×影響度300万円=150万円、発生確率0.3×影響度400万円=120万円となり、最大は160万円です。影響度が最も大きいのは500万円のリスクですが、発生確率が0.2と低いため重要度は100万円にとどまります。確率と影響度の両方を掛け合わせて評価するのがポイントです。
覚え方:リスクの重要度は『確率×影響度』。影響度が大きいだけ、確率が高いだけでは決まらず、両者の積がいちばん大きいものを最優先する、と覚えましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア発生確率0.2×影響度500万円=100万円で、4つの中で最も小さい値です。影響度の数字は最大ですが発生確率が低いため、最優先にはなりません。
- ウ発生確率0.5×影響度300万円=150万円です。2番目に大きい値ですが、最大の160万円には届かないため最優先ではありません。
- エ発生確率0.3×影響度400万円=120万円で、150万円より小さく、最優先にはなりません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。