IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
あるプロジェクトのアローダイアグラム(PERT図)において、作業経路と所要日数が次のとおりであった。経路1は A(3日)→B(5日)→D(2日)、経路2は A(3日)→C(7日)→D(2日) である。このプロジェクト全体を完了するために最低限必要な日数(クリティカルパスの所要日数)は何日か。
- ア 12日
- イ 10日
- ウ 14日
- エ 17日
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:12日
解説:複数の経路があるプロジェクトでは、すべての経路が終わって初めて完了します。そのため全体の最短完了日数は『最も時間のかかる経路』で決まり、これをクリティカルパスと呼びます。経路1はA3+B5+D2=10日、経路2はA3+C7+D2=12日です。10日と12日のうち、両方が終わらないと完了しないので、長い方の12日が全体の所要日数になります。クリティカルパス上の作業(ここではC)が1日でも遅れると、プロジェクト全体が遅れるため、重点的に管理する必要があります。
覚え方:クリティカルパスは『最長の経路』。『一番遅い経路にみんなが合わせる=全体の所要日数』。経路ごとに足し算し、最大値を選ぶと覚えましょう。全作業の単純合計(17日)にしないことが注意点です。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ10日は経路1(A3+B5+D2)の所要日数で、より長い経路2が存在するためプロジェクト全体の最短完了日数にはなりません。
- ウ14日は途中の作業日数を取り違えた場合などに出やすい誤りで、正しく合計すると経路2は12日です。
- エ17日は各作業(A3+B5+C7+D2)を1回ずつ単純に合計した値で、並行して進む経路を考慮していない誤りです。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。