IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
プロジェクトの計画段階で合意した範囲(スコープ)に含まれていなかった機能が、関係者からの度重なる追加要望により少しずつ膨らみ、当初の範囲を超えて拡大していく現象を何と呼びますか。
- ア マイルストーン
- イ クリティカルパス
- ウ ベースライン
- エ スコープクリープ
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:スコープクリープ
解説:スコープクリープは『scope(範囲)』が『creep(少しずつ忍び寄る)』という意味です。たとえば『ついでにこの画面も』『この項目も追加で』といった小さな要望を、影響を確認せず次々に受け入れると、気づかないうちに作業量が膨らみ、納期遅れや予算超過、品質低下を招きます。これを防ぐには、変更要望をいったん受け止めたうえで、工数や日程への影響を評価し、正式な変更管理の手続きを通して承認するかどうかを判断することが重要です。
覚え方:クリープ=『じわじわ忍び寄る』。『スコープがじわじわ膨らむ=スコープクリープ』とイメージし、節目を表すマイルストーンや基準を表すベースラインと区別しましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- アマイルストーンはプロジェクトの節目となる重要な時点を指す用語で、範囲の拡大現象ではありません。
- イクリティカルパスは全体の所要期間を決める最長の作業経路のことで、スコープが膨らむ現象とは関係ありません。
- ウベースラインは計画時に基準として確定させた範囲・日程・費用などを指し、それ自体が拡大する現象ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。