IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
アジャイル開発の見積りで、各機能(ユーザーストーリー)の規模を相対的に見積もるために、開発者がカードを使って同時に見積り値を出し合い、差があれば議論して合意していく手法はどれですか。
- ア ファンクションポイント法
- イ クリティカルパス法
- ウ プランニングポーカー
- エ ブレーンストーミング
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:プランニングポーカー
解説:プランニングポーカーでは、ストーリーポイントなどの数値が書かれたカードを各自が選び、せーので同時に出します。同時に出すことで、声の大きい人や経験者の意見に引きずられず、各自の判断を反映できます。値が大きく食い違ったときは、なぜそう見積もったのかを話し合い、認識をそろえてから再度出し直して合意に近づけます。これに対しファンクションポイント法は、機能の種類と複雑さを点数化して規模を客観的に測る定量的な技法で、考え方が異なります。アジャイルでは、絶対的な工数より『この機能はあの機能の何倍くらいか』という相対見積りが重視されるため、プランニングポーカーが向いています。
覚え方:「ポーカー=カードを出し合う=チームで相対見積り」、「ファンクションポイント=機能を点数化する定量見積り」と対で覚えると選び分けられます。
他の選択肢はなぜ違う?
- アファンクションポイント法は、画面や帳票などの機能の数と複雑さからソフトウェア規模を定量的に測る見積り技法で、カードで相対値を出し合う手法ではありません。
- イクリティカルパス法は、作業の依存関係から全体の最短所要期間や余裕のない経路を求める日程管理の手法で、機能規模の見積り手法ではありません。
- エブレーンストーミングは自由にアイデアを出し合う発想法で、見積り値を相対的に見積もって合意する手法ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。