IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
設計書やプログラムの誤りを早い段階で見つけるために、作成者や複数の関係者が集まって成果物を読み合わせ、机上で問題点を検出する活動を総称して何と呼びますか。
- ア コンパイル
- イ リファクタリング
- ウ デプロイ
- エ レビュー
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:レビュー
解説:レビューは、プログラムを動かす前に設計書やソースコードを人の目で点検し、誤りや漏れを早い段階でつぶす品質確保の手段です。代表的なやり方として、作成者が説明しながら参加者が質問・指摘する『ウォークスルー』、進行役(モデレーター)が主導し記録を残して厳密に欠陥を検出する『インスペクション』などがあります。共通する利点は、テスト工程に入る前に問題を見つけられるため、後工程での手戻りコストを大きく減らせることです。一般に、欠陥は見つかるのが遅いほど修正費用が膨らむため、上流でのレビューが重視されます。
覚え方:レビューは『動かす前に、人の目で読んで直す』活動だと押さえ、進め方の違いでウォークスルー(作成者主導)とインスペクション(モデレーター主導で厳密)を区別しましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- アコンパイルは、人が書いたソースコードをコンピュータが実行できる機械語へ変換する処理であり、人が成果物を読み合わせて誤りを探す活動ではありません。
- イリファクタリングは、外部から見た動作を変えずにプログラムの内部構造を整理・改善する作業で、誤りを検出するための読み合わせとは目的が異なります。
- ウデプロイは、完成したソフトウェアを実際に動かす環境へ配置・適用する作業で、設計や開発の途中で誤りを検出するレビューとは別の工程です。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。