IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
問題管理において、障害の根本原因が特定され、回避策(ワークアラウンド)も判明しているが、まだ恒久的な解決には至っていない状態を記録・管理したものを何と呼ぶか。
- ア リリースパッケージ
- イ サービスカタログ
- ウ 既知の誤り(既知のエラー)
- エ キャパシティ計画
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:既知の誤り(既知のエラー)
解説:問題管理では、障害の根本原因を調べ、まだ完全な修正は終わっていなくても「原因はこれ」「とりあえずこう操作すれば回避できる」という見通しが立つことがあります。この“原因と回避策が分かっている問題”を「既知の誤り」として記録しておくと、同じ症状のインシデントが再び起きたとき、原因調査をやり直さず、すぐに回避策を案内して早期復旧できます。これらの記録は既知のエラーデータベース(KEDB)などにまとめられ、サービスデスクやインシデント対応の効率を大きく高めます。恒久対策が完了すれば、その問題はクローズされます。
覚え方:「既知の誤り=原因と回避策はもう分かっている問題」と押さえましょう。原因が判明していない状態は単なる「問題」、判明したら「既知の誤り」へ進む、と段階で覚えると区別できます。
他の選択肢はなぜ違う?
- アリリースパッケージは、本番環境へ展開する変更内容をひとまとまりにしたもので、リリース管理で扱います。根本原因と回避策が判明した状態の記録ではありません。
- イサービスカタログは提供中のサービスの一覧や内容を利用者向けにまとめた文書で、障害の原因を管理するものではありません。
- エキャパシティ計画は、将来必要となる処理能力や容量を見積もって確保する計画であり、既知の障害の記録とは目的が異なります。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。