IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
スマートフォンの新しいボディの形状や画面に表示されるアイコンの独創的なデザイン(外観)を、出願・登録によって保護したい。最も適した産業財産権はどれか。
- ア 意匠権
- イ 実用新案権
- ウ 商標権
- エ 特許権
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:意匠権
解説:産業財産権(特許権・実用新案権・意匠権・商標権)はそれぞれ守る対象が違います。意匠権は、工業製品の見た目の美しさや独創的な形といったデザインを保護する権利で、近年は画面に表示される操作用アイコン(画像意匠)も対象に含まれます。これに対し、特許権は技術的な発明、実用新案権は物品の構造・形状の考案、商標権はブランドを示すマークを保護します。同じ製品でも「中の技術=特許」「外観=意匠」「名前やロゴ=商標」と保護対象が分かれる点が重要です。
覚え方:「意匠=デザイン(見た目)」「特許=発明(技術)」「商標=マーク・名前」「実用新案=構造の小発明」と対応づけると整理できます。デザインときたら意匠権、と即答できるようにしましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ実用新案権は物品の形状・構造などに関する考案(小発明)を保護するもので、装置の仕組みが対象です。外観の美的なデザインそのものを守る権利ではないため不適切です。
- ウ商標権は商品やサービスの出所を示すマーク・名称(ブランド)を保護する権利であり、製品の外観デザインを保護する目的とは異なります。
- エ特許権は自然法則を利用した技術的アイデア(発明)を保護する権利です。デザインそのものを守る目的には合いません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。