IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
企業の決算書のうち、一定時点における資産・負債・純資産の状態を表し、左側に資産、右側に負債と純資産を記載して、左右の合計が必ず一致する財務諸表はどれか。
- ア 貸借対照表(B/S)
- イ 損益計算書(P/L)
- ウ キャッシュフロー計算書
- エ 総勘定元帳
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:貸借対照表(B/S)
解説:貸借対照表は「資産=負債+純資産」という関係が必ず成り立つため、左右の合計が一致しバランスがとれることから英語でバランスシート(B/S)と呼ばれます。右側はお金の調達源(借入などの負債と、株主の出資や利益の蓄積である純資産)を、左側はそのお金の運用形態(現金・建物・商品などの資産)を表します。これに対し損益計算書(P/L)は一定期間の儲け(利益)を示すフロー、貸借対照表は一定時点の財産状態を示すストックという違いがあります。
覚え方:「B/S=バランス=一時点の財産(ストック)」「P/L=もうけ=一期間の損益(フロー)」と対で覚えましょう。左右が必ず一致するのが貸借対照表の特徴です。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ損益計算書(P/L)は一定期間の収益と費用を対比して利益を表す財務諸表であり、一定時点の資産・負債・純資産の状態を左右に並べて示すものではありません。
- ウキャッシュフロー計算書は一定期間の現金の増減を営業・投資・財務の活動別に表す財務諸表であり、ある時点の資産・負債・純資産の残高を示すものではありません。
- エ総勘定元帳はすべての勘定科目ごとに取引を記録する帳簿であり、決算で外部に開示する財務諸表そのものではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。