IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
在庫管理の改善のため、多数の在庫品目を年間出荷金額の大きい順に並べ、累積構成比に応じてA・B・Cの3グループに分類し、金額構成比の大きいAグループを重点的に管理する手法はどれか。
- ア 回帰分析
- イ ABC分析
- ウ PERT
- エ 線形計画法
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:ABC分析
解説:ABC分析は「重点分析」とも呼ばれ、少数の重要項目が全体の大部分を占めるというパレートの法則(80対20の法則)に基づいています。たとえば全品目のうち上位2割の品目が金額の8割を占めるなら、その2割をAグループとして手厚く管理し、残りは簡略に管理することで、限られた労力を効果的に配分できます。分析にはパレート図(棒グラフと累積折れ線を組み合わせた図)がよく使われます。
覚え方:「ABC=重要度ランク付け」と覚え、累積構成比のパレート図とセットでイメージしましょう。日程管理のPERT、配分最適化の線形計画法とは目的が全く違います。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア回帰分析は、ある要因(説明変数)から結果(目的変数)を予測するために両者の関係を数式で表す統計手法であり、品目を金額順に分類して重点管理する手法ではありません。
- ウPERTは作業の順序と所要時間から日程やクリティカルパスを求める日程管理の手法であり、在庫品目を金額で分類する手法ではありません。
- エ線形計画法は、制約条件のもとで利益最大やコスト最小などの目的を達成する最適な配分を求める手法であり、在庫品目の分類手法ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。