IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
生成AIを業務で利用する際の注意点として、適切でないものはどれか。
- ア 出力された内容には誤りが含まれる可能性があるため、重要な情報は人間が事実確認をしてから利用する。
- イ 機密情報や個人情報を入力すると外部に漏えいするおそれがあるため、入力する内容に注意する。
- ウ 生成物が既存の著作物に類似していないかなど、著作権の侵害に配慮する。
- エ 生成AIの出力は常に正確で最新の事実に基づくため、内容の検証をせずにそのまま社外文書へ転用してよい。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:生成AIの出力は常に正確で最新の事実に基づくため、内容の検証をせずにそのまま社外文書へ転用してよい。
解説:生成AIは確率的に文章を作るため、事実と異なる内容(ハルシネーション)を含むことや、学習データが古い場合があります。また、入力した機密・個人情報の漏えいリスクや、生成物が既存著作物に似てしまう著作権上の問題もあります。したがって、出力をうのみにせず人間が確認することや、入力情報・著作権への配慮は欠かせません。『検証せずそのまま使ってよい』という姿勢こそ、避けるべき誤った考え方です。
覚え方:生成AIは『便利だが100%は信用しない』が鉄則。『誤り・漏えい・著作権』の3リスクを意識し、“検証不要”と言い切る選択肢はだいたい誤り、と覚えましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア生成AIにはハルシネーション(もっともらしい誤り)のリスクがあるため、人間による事実確認は適切な注意点であり、誤りとはいえません。
- イ入力した機密情報や個人情報が学習や外部処理を通じて漏えいするおそれは現実的なリスクであり、入力内容に注意することは適切です。
- ウ生成物が既存の著作物と類似する可能性があり、著作権侵害への配慮は適切な注意点です。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。