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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

ストラテジ系 標準 itpassport_str_017

問題

組織全体の業務とシステムの理想像を、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジといった複数の体系(アーキテクチャ)で整理し、全体最適の観点から設計・管理する手法はどれか。

  1. SOA(サービス指向アーキテクチャ)
  2. SLA(サービスレベル合意)
  3. ERP(統合基幹業務システム)
  4. EA(エンタープライズアーキテクチャ)
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:EA(エンタープライズアーキテクチャ)

解説:EAは、企業全体の業務と情報システムを「あるべき姿」に近づけるために、いくつかの視点に分けて体系的にとらえる手法です。代表的には、業務の体系を表すビジネスアーキテクチャ、扱う情報を整理するデータアーキテクチャ、必要な機能を示すアプリケーションアーキテクチャ、それらを支える基盤を表すテクノロジアーキテクチャの4つの層で構成されます。部門ごとにばらばらに最適化(部分最適)するのではなく、組織全体で重複や無駄をなくす全体最適を目指す点が狙いです。SOAやSLA、ERPはそれぞれ設計思想・品質合意・基幹システムを指す別概念で、全体像を体系化するEAとは役割が異なります。

覚え方:EAは「Enterprise(企業全体)のArchitecture(設計図)」と読み解き、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジの4階建ての設計図、とイメージすると思い出しやすくなります。

他の選択肢はなぜ違う?

  • SOAは、業務機能を独立した「サービス」として部品化し、それらを組み合わせてシステムを構築する設計の考え方であり、組織全体を複数のアーキテクチャ体系で整理する手法ではありません。
  • SLAはサービスの品質水準を提供者と利用者の間で取り決める合意であり、業務とシステムの全体像を設計・管理する手法ではありません。
  • ERPは経営資源の情報を一元管理する基幹業務システム(製品・仕組み)であり、組織の全体最適を体系的に設計する考え方そのものではありません。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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