IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
業務プロセスの「分析→設計→実行→監視→改善」というサイクルを継続的に回し、変化に合わせて業務プロセスを絶えず最適化し続ける管理手法はどれか。
- ア BPR
- イ CSR
- ウ BPM
- エ MBO
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:BPM
解説:BPMは、業務の流れを「分析→設計→実行→監視→改善」という一連のサイクルとしてとらえ、それを繰り返しながら業務を継続的に良くしていく管理の考え方です。一度きりの大改革で終わるのではなく、市場や法制度の変化に合わせてプロセスを見直し続ける点が特徴です。ここがよく対比されるBPRとの違いで、BPRは既存業務を白紙に戻して抜本的に再設計する一回性の改革を指します。実務では、まずBPRで大きく作り直し、その後BPMで継続的に維持・改善するという使い分けがされることもあります。CSRやMBOは経営や評価に関わる別の概念で、プロセス管理の手法ではありません。
覚え方:BPMの「M」はManagement(継続管理)、BPRの「R」はReengineering(作り直し)。回し続けるのがBPM、一気に作り直すのがBPR、と動きで区別すると混同しません。
他の選択肢はなぜ違う?
- アBPR(業務プロセス再設計)は既存の業務をゼロから根本的に作り直す一度きりの抜本改革であり、サイクルを継続的に回し続ける管理手法ではありません。
- イCSR(企業の社会的責任)は環境や社会への配慮など企業が果たすべき責任を指す考え方で、業務プロセスを継続管理する手法ではありません。
- エMBO(目標による管理)は組織や個人の目標を設定して達成度で評価するマネジメント手法であり、業務プロセスを循環的に改善する仕組みではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。