IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
発注側がRFPを1社だけでなく複数のベンダに発行し、提案を募る主な理由として、最も適切なものはどれか。
- ア 複数社の提案を同じ条件で比較し、価格や提案内容を競わせて自社に最適な発注先を公平に選べるから。
- イ 提案を受け取ったすべてのベンダと同時に契約を結ぶ必要があるから。
- ウ RFPは法律で必ず3社以上に発行することが義務づけられているから。
- エ 提案書の提出が早かったベンダに、内容を問わず自動的に発注すると決まっているから。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:複数社の提案を同じ条件で比較し、価格や提案内容を競わせて自社に最適な発注先を公平に選べるから。
解説:同じRFPを複数のベンダに渡すと、各社は同一の要件・条件のもとで提案書と見積りを作成します。発注側はそれらを横並びで比較できるため、価格・機能・実績・サポート体制などを総合して、自社に最も合う相手を客観的に選定できます。1社だけに依頼すると価格や内容が妥当か判断しにくく、特定ベンダへの依存(ロックイン)も招きやすくなります。複数社を競わせることは、コストの適正化や提案品質の向上にもつながります。
覚え方:RFPを複数社に出す狙いは「同じ土俵で比べて、納得して選ぶ」こと。相見積りで買い物を比較する感覚と同じ、とイメージすると理解しやすいです。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ提案を募った全社と契約する必要はありません。提案を比較し、最も適したベンダを1社(または必要数)選んで契約します。
- ウRFPを必ず3社以上に出すといった法的な義務はありません。何社に出すかは発注側が状況に応じて判断します。
- エ提出の早さだけで発注先を決めるのは合理的ではありません。内容を評価基準で比較して選ぶのが本来の目的です。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。