IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
システムの調達において、発注側が「特定の製品やサービスについて、価格や納期などの見積りだけを提示してほしい」とベンダに依頼するために用いる文書はどれか。仕様が概ね固まっている場合に使われる。
- ア RFI(情報提供依頼書)
- イ SLA(サービスレベル合意書)
- ウ RFQ(見積依頼書)
- エ RFP(提案依頼書)
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:RFQ(見積依頼書)
解説:RFQはRequest for Quotationの略で、調達したい製品やサービスの仕様がすでにほぼ決まっているときに、各ベンダへ「いくらで、いつまでに提供できるか」を尋ねる文書です。提案の中身(どう実現するか)を競わせるRFPに対し、RFQは主に価格や納期を比較する点が特徴です。一般的な流れでは、まずRFIで広く情報を集め、実現方法を競わせたいときはRFP、仕様が固まり価格比較が主眼ならRFQ、と目的に応じて使い分けます。
覚え方:末尾の語で区別すると確実です。I=Information(情報)、P=Proposal(提案)、Q=Quotation(見積り)。「Q=Quote=いくら?」と結びつけましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- アRFIは調達に先立ち、ベンダの技術力や製品情報など一般的な情報を広く集めるための文書で、価格の見積りだけを求めるものではありません。
- イSLAは提供するサービスの品質水準を取り決める合意文書で、見積りを依頼する書類ではありません。
- エRFPは実現方法そのものをベンダに提案してもらうための文書です。見積りも含まれますが、仕様が固まったうえで価格中心に依頼するRFQとは目的が異なります。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。