IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
ソフトウェア開発のV字モデルでは、左側の各設計工程と右側の各テスト工程が対応づけられます。この対応関係として最も適切なものはどれですか。
- ア 要件定義は単体テストと対応し、要件どおりかは単体テストで最初に確認する。
- イ 外部設計はシステムテストと対応し、利用者目線で決めた仕様を満たすかを確認する。
- ウ 内部設計は運用テストと対応し、利用者が実業務で内部構造を確認する。
- エ プログラミングは結合テストと対応し、コードを書いた直後に複数モジュールの連携を確認する。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:外部設計はシステムテストと対応し、利用者目線で決めた仕様を満たすかを確認する。
解説:V字モデルは、左側に上流から下流への設計工程(要件定義→外部設計→内部設計→プログラミング)を、右側に下流から上流へのテスト工程(単体テスト→結合テスト→システムテスト→運用テスト)を並べ、同じ高さの工程どうしを対応づけて考える図です。具体的には、要件定義↔運用テスト、外部設計↔システムテスト、内部設計↔結合テスト、プログラミング↔単体テスト、という関係になります。つまり各テストは『その高さで決めた内容が実現できているか』を検証する役割を持ちます。外部設計で固めた利用者向けの仕様は、結合された全体で初めて確認できるため、システムテストと対応します。
覚え方:『決めた工程の内容を、同じ高さのテストで答え合わせする』とイメージし、要件↔運用、外部↔システム、内部↔結合、実装↔単体の4組をV字の左右ペアで覚えると混乱しません。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア要件定義に対応するのは最終段階の運用テスト(受入テスト)です。単体テストはモジュール単体を確認する工程で、対応する設計はプログラミング(または内部設計)側にあります。
- ウ内部設計(詳細設計)に対応するのは結合テストです。運用テストは要件定義と対応し、利用者は内部構造ではなく実業務で要求充足を確認します。
- エプログラミングに対応するのは単体テストです。結合テストに対応するのは内部設計(モジュール構成)であり、対応づけがずれています。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。