IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
ソフトウェアのテスト技法のうち、プログラムの内部構造には着目せず、入力に対して仕様どおりの出力が得られるかを確認する技法はどれですか。
- ア ホワイトボックステスト
- イ 回帰テスト(リグレッションテスト)
- ウ 負荷テスト
- エ ブラックボックステスト
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:ブラックボックステスト
解説:テスト技法は大きく2つに分けられます。ブラックボックステストは、プログラムを「中身の見えない箱」とみなし、仕様書に基づいて『この入力ならこの出力になるはず』を検証します。利用者目線の機能確認に向いています。一方ホワイトボックステストは、箱の中身(命令や分岐)が見える状態で、処理の経路を網羅できているかを確認します。例えば『金額が1万円以上なら送料無料』という仕様を、入力金額を変えて出力を確かめるのがブラックボックス、その分岐のif文を通る経路を確かめるのがホワイトボックスです。
覚え方:『ブラック=中が見えない=仕様(外側)で確認』『ホワイト=中が見える=内部構造で確認』とセットで覚えると混同しません。
他の選択肢はなぜ違う?
- アホワイトボックステストは、プログラムの内部構造(分岐や処理の流れ)に着目し、すべての経路が正しく動くかを確認する技法で、内部を見ない点が逆になります。
- イ回帰テストは、プログラムを修正した後に、既存の機能が壊れていないかを再確認するテストで、内部か外部かという観点の分類ではありません。
- ウ負荷テストは、大量のアクセスやデータを与えてシステムの性能や耐久性を確認するもので、仕様どおりの出力かを見る機能確認とは目的が異なります。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。