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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

マネジメント系 難しい itpassport_mng_028

問題

ITガバナンスについての説明として、最も適切なものはどれか。

  1. 情報システムの企画・開発・運用・保守といった活動を、計画に基づき効率的に遂行・管理するITマネジメントの実務である。
  2. 業務とそれを支える情報システムの全体像をモデル化し、あるべき姿に向けて最適化するEA(エンタープライズアーキテクチャ)の手法である。
  3. 経営陣が主体となり、企業のIT活用が経営戦略に沿って価値を生み、リスクが適切に管理されるよう統制・方向付けする取り組みである。
  4. 外部の専門家が独立した立場で情報システムを点検し、改善点を経営者に助言するシステム監査の活動である。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:経営陣が主体となり、企業のIT活用が経営戦略に沿って価値を生み、リスクが適切に管理されるよう統制・方向付けする取り組みである。

解説:ITガバナンスとは、経営陣が責任を持って、企業のIT投資や活用が経営戦略と整合し価値を生み出すように、またITに伴うリスクを適切にコントロールできるように、組織を統制し方向付ける枠組みです。主役が『経営陣』である点が最大の特徴です。紛らわしい近接概念として、情報システムを計画に基づき企画・開発・運用していく管理の実務はITマネジメント、業務とシステムの全体像をモデル化して最適化する設計手法はEA(エンタープライズアーキテクチャ)、外部の専門家が独立した立場で点検・助言するのはシステム監査で、いずれもITガバナンスを支えたり実現を助けたりはしますが、ガバナンスそのものではありません。経営とITをつなぐ方向付けの責任、と捉えると整理できます。

覚え方:ガバナンス=統治、つまり『経営トップがITの舵を取る』イメージです。実務の管理はITマネジメント、全体設計はEA、第三者チェックは監査、と担い手と役割で区別すると混同しません。

他の選択肢はなぜ違う?

  • 情報システムを計画に基づき効率的に遂行・管理するのはITマネジメントの説明です。決められた方針のもとで管理・遂行する実務であり、経営レベルで方向付けを行うITガバナンスとは階層が異なります。
  • 業務とシステムの全体像をモデル化してあるべき姿に最適化するのはEA(エンタープライズアーキテクチャ)の説明です。全体最適を図る設計手法であり、経営陣がITを統制・方向付けするガバナンスそのものではありません。
  • 外部の専門家が独立した立場で点検し経営者に助言するのはシステム監査の説明です。独立した立場での点検・助言はガバナンスを支える手段ですが、ガバナンスそのものではありません。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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