BOKI LEVEL 3
日商簿記3級の問題解説
問題
決算整理前残高および決算整理事項から、損益計算書・貸借対照表の主要金額を求める。売上 2,180,000円、期首商品 200,000円、仕入 1,224,000円、期末商品 239,000円、給料 257,000円、支払家賃 152,000円、支払保険料 88,000円、未経過保険料 34,000円、売掛金 562,000円、貸倒引当金残高 6,800円、貸倒見積率2%、備品 816,000円、減価償却累計額 244,000円、当期減価償却費 102,000円 とする。
出典:オリジナル問題|参考:2026年度現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:cogs: 1185000、bad_exp: 4440、insurance_exp: 54000、profit: 425560、net_ar: 550760、ending: 239000、equip_book: 470000、retained: 425560
この問題は、決算整理をPL項目とBS項目に振り分ける総合計算です。最初に売上原価・貸倒・保険料・減価償却を別々に計算し、最後に当期純利益へつなげます。
- 売上原価:期首商品 200,000円+仕入 1,224,000円−期末商品 239,000円=1,185,000円。期末商品は貸借対照表の商品にもそのまま 239,000円 と表示します。
- 貸倒引当金:売掛金 562,000円×2%=11,240円 が必要額です。整理前残高 6,800円 があるため、差額補充額は 11,240円−6,800円=4,440円 です。売掛金純額は 562,000円−11,240円=550,760円 です。
- 保険料:支払保険料 88,000円 のうち未経過分 34,000円 は資産へ回すので、当期費用は 88,000円−34,000円=54,000円 です。
- 備品:備品 816,000円 から減価償却累計額 244,000円 と当期減価償却費 102,000円 を差し引き、帳簿価額は 470,000円 です。
- 当期純利益:売上 2,180,000円−売上原価 1,185,000円−給料 257,000円−支払家賃 152,000円−保険料 54,000円−貸倒引当金繰入 4,440円−減価償却費 102,000円=425,560円 です。繰越利益剰余金の増加額も 425,560円 になります。
間違えやすい点:貸倒引当金は「必要額」と「繰入額」を分けます。保険料は未経過分を引いた当期費用をPLに入れます。どちらも、途中計算の金額をそのまま空欄に入れないように注意します。
この問題について
2026年度の現行範囲、3問構成、配点、第1問仕訳・第2問帳簿記入/補助簿・第3問決算総合という出題傾向を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。