権利関係 / 民法総則
意思表示
売買などの法律行為の中心となる、当事者が一定の法律効果を欲する意思を外部に表すこと。
意味を丁寧に確認
権利関係の入口で、意思表示に問題がある5類型を一望する見出しのような概念です。整理軸は2つだけで、効力が無効か取消しか(心裡留保は原則有効・相手が悪意か有過失なら無効、虚偽表示は無効、錯誤・詐欺・強迫は取消し)、そして第三者が何を備えれば守られるかです。虚偽表示の無効は善意の第三者に、錯誤・詐欺の取消しは善意かつ無過失の第三者に対抗できませんが、強迫だけは第三者が善意無過失でも対抗できる点が急所です。
覚え方
試験での見方
黒猫の辛口メモ
5類型を『効力(無効/取消し)』×『第三者保護(なし/善意/善意無過失/保護なし=強迫)』の表で覚えると、組合せ問題に強くなる。
虚偽表示で売った土地は善意の第三者に返還請求できませんが、強迫で売った土地は善意無過失の第三者からでも取り戻せます。
意思表示のトラブルは『ウソ(虚偽)・カン違い(錯誤)・だまし(詐欺)・おどし(強迫)』+心裡留保。守られ方は“強迫だけ別格(第三者にも勝てる)”と覚えます。