IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
企業におけるコンプライアンスの説明として、最も適切なものはどれか。
- ア 自社の利益を最大化するために、他社より高い価格で商品を販売する戦略のこと。
- イ 経営者が会社を私物化せず適切に経営されるよう監視・統制する仕組みのこと。
- ウ 法令や社内規程、社会的な倫理・規範などを守って企業活動を行うこと。
- エ 災害やシステム障害が起きても重要な業務を継続・早期復旧するための計画のこと。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:法令や社内規程、社会的な倫理・規範などを守って企業活動を行うこと。
解説:コンプライアンスは単に法律を守るだけでなく、社内ルールや社会的な常識・倫理に従って公正に活動することまで含む広い概念です。違反すると、罰則や賠償だけでなく社会的な信用の失墜にもつながるため、企業経営の重要なテーマとされています。なお、よく似た用語として、経営を監視・統制する仕組みであるコーポレートガバナンス(企業統治)や、緊急時に業務を続けるための計画である事業継続計画(BCP)があり、これらと混同しないことが大切です。
覚え方:コンプライアンス=「守る(遵守)」、ガバナンス=「監視・統制する」、BCP=「止めない・早く戻す」と役割で区別すると整理しやすくなります。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア高価格販売の戦略は価格戦略の一種であり、法令や倫理の遵守を意味するコンプライアンスとは無関係です。
- イこれはコーポレートガバナンス(企業統治)の説明です。経営を監視・統制する仕組みであり、コンプライアンスとは概念が異なります。
- エこれは事業継続計画(BCP)の説明です。緊急時に業務を継続・復旧させる計画であり、コンプライアンスとは別の概念です。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。