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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

ストラテジ系 標準 itpassport_str_073

問題

ある製造業のMOT(技術経営)担当者が、自社が今後どの要素技術をいつまでに確立し、それをどの製品や事業に、どのタイミングで結び付けていくかという中長期の技術戦略を、市場・製品・技術の進展を時間軸に沿って一枚で表し、関係者が共有できる形にまとめたいと考えている。この目的に用いる図表として、最も適切なものはどれか。

  1. デルファイ法による技術予測結果一覧
  2. ガントチャート
  3. 特性要因図(フィッシュボーン図)
  4. 技術ロードマップ
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:技術ロードマップ

解説:技術ロードマップは、技術・製品・市場などの要素が将来どう進展するかを見通しとして時系列で描き、関係者で共有する道しるべです。MOT(技術経営)では、限られた経営資源をどの技術にいつ投じるかを判断する重要なツールになります。デルファイ法は専門家の意見を集約して将来を予測する手法でロードマップの入力にはなりますが図表そのものではありません。ガントチャートは作業日程の管理図、特性要因図は原因分析の図であり、いずれも中長期の技術戦略を一枚で見通すという目的とは異なります。

覚え方:「ロードマップ=行程表」で、ゴールまでの道のりを時間軸で描くものと覚えましょう。デルファイ法は予測の手法、ガントチャートは工程の進捗管理、特性要因図は原因分析、と用途で区別できます。

他の選択肢はなぜ違う?

  • デルファイ法は多数の専門家に繰り返しアンケートを行い意見を収束させて将来を予測する手法で、その結果は技術ロードマップを作る際の入力になります。ただし市場・製品・技術の関係を時間軸で一枚に結び付けて共有する図表そのものではないため誤りです。
  • ガントチャートは個々の作業や工程の開始・終了を横棒で表す進捗管理用の図であり、特定プロジェクトの日程管理に向きます。中長期にわたり技術と製品・事業の関係を見通す技術戦略の図表としては目的が異なるため誤りです。
  • 特性要因図は、ある結果(特性)に影響する要因を魚の骨のように整理して原因分析に用いる図であり、品質管理などで使われます。将来の技術確立と事業化を時系列で描くものではないため誤りです。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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