IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
ある小売店の1年間の業績が、売上高8,000万円、売上原価5,000万円、販売費及び一般管理費2,000万円であった。この期の売上総利益(粗利益)は何万円か。
- ア 3,000万円
- イ 1,000万円
- ウ 2,000万円
- エ 6,000万円
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:3,000万円
解説:売上総利益は粗利益(あらり)とも呼ばれ、商品やサービスそのものがどれだけの利幅を生んだかを示す、もっとも基本的な利益です。ここで使うのは売上原価だけで、販売費及び一般管理費(人件費・広告費・家賃など)はまだ差し引きません。販管費2,000万円を差し引くのは次の段階で、3,000万円−2,000万円=1,000万円が営業利益になります。設問が「売上総利益」を問うているのか「営業利益」を問うているのかを読み分けることが、計算を間違えないポイントです。
覚え方:「売上総利益=売上高−売上原価」と、原価だけを引く点を強く意識しましょう。販管費まで引いてしまうと営業利益になってしまう、という一段ずれに注意します。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ1,000万円は、売上高から売上原価と販管費の両方を差し引いた営業利益(8,000−5,000−2,000)であり、売上総利益ではありません。売上総利益は販管費を引く前の段階で求めます。
- ウ2,000万円は問題文に与えられた販売費及び一般管理費の額そのものであり、利益の計算結果ではありません。
- エ6,000万円は計算の根拠がない値です。売上高から差し引くべき売上原価を5,000万円ではなく2,000万円(販管費)と取り違えるなどの誤りで生じます。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。