IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
損益計算書(P/L)において、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いて求められる、企業の本業による儲けを表す利益はどれか。
- ア 経常利益
- イ 売上総利益
- ウ 当期純利益
- エ 営業利益
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:営業利益
解説:損益計算書は利益を段階的に示すのが特徴で、上から順に「売上高−売上原価=売上総利益」「売上総利益−販管費=営業利益」「営業利益+営業外収益−営業外費用=経常利益」「経常利益±特別損益=税引前当期純利益」「税引前当期純利益−法人税等=当期純利益」と計算されます。営業利益は広告費や人件費などの販管費まで差し引いた後の数字なので、その会社が本業そのものでどれだけ稼ぐ力を持っているかを最もよく表します。本業が好調でも、借入金の利息負担が重ければ経常利益は小さくなる、というように段階ごとに意味が違います。
覚え方:「粗利→営業→経常→純」と上から下へ利益が絞り込まれていく順番でおさえましょう。『本業の儲け=営業利益』『本業+財務など平常の儲け=経常利益』と区別すると混同しません。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア経常利益は、営業利益に受取利息などの営業外収益を加え、支払利息などの営業外費用を差し引いて求める利益で、本業に財務活動などを加味した段階の利益です。販売費及び一般管理費を引いた直後の利益ではありません。
- イ売上総利益は売上高から売上原価を差し引いた利益(粗利益)で、販売費及び一般管理費を引く前の段階です。ここから販管費を引いて求めるのが営業利益です。
- ウ当期純利益は経常利益に特別利益・特別損失や法人税等を加減した、最終的に手元に残る利益であり、販管費を引いた直後の利益ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。