権利関係 / 物権・担保
共有
1つの物を複数人が持分に応じて共同で所有する状態。利用・管理・処分で必要な同意の範囲が異なる。
意味を丁寧に確認
区別の軸は、共有物全体に手を加える行為か自分の持分の話かです。共有物の利用・処分は、保存(各人単独)・管理(持分価格の過半数)・変更や処分(全員同意)で同意のハードルが上がる一方、自分の持分は単独で自由に譲渡・抵当権設定でき、他の共有者の同意は要りません。2023年改正で、軽微な変更(形状・効用の著しい変更を伴わないもの。例:砂利道の舗装)は全員同意ではなく持分過半数の管理行為に格下げされました。
覚え方
試験での見方
黒猫の辛口メモ
『自分の持分は単独で処分OK/共有物全体の変更は全員』の対比が核。軽微変更(形状・効用の著しい変更を伴わない)は管理(過半数)扱い。
共有物の大規模な増改築には全員の同意が要りますが、自分の持分だけなら他の共有者の同意なく売ったり抵当権を付けたりできます。
共有は保存(一人)/管理(過半数)/変更(全員)で同意が変わる。