IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
音楽データをスマートフォンに大量に保存したい。人間の耳に聞こえにくい成分を削ってデータ量を大幅に小さくする、非可逆圧縮を用いた代表的な音声ファイル形式はどれか。
- ア WAV
- イ FLAC
- ウ MP3
- エ AIFF
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:MP3
解説:MP3は、ある音の陰で聞こえにくくなる音や気づかれにくい成分を削ることで、音質をある程度保ちながらファイルサイズを大きく縮める非可逆圧縮の音声形式で、音楽配信や携帯機器での持ち運びに広く使われてきました。元の波形は完全には戻りません。これに対しWAVやAIFFは音声をほぼそのまま記録する無圧縮形式で高音質だがサイズが大きく、FLACは可逆圧縮で小さくできても展開すれば元どおりに戻ります。『非可逆=戻らない(劣化する)かわりに軽い』『可逆・無圧縮=元の音を保てる』という軸で区別すると選びやすくなります。
覚え方:『軽くしたいMP3=非可逆』『元の音を残すWAV・AIFF(無圧縮)/FLAC(可逆)』。聞こえにくい音を捨てるから軽い、と理由ごと覚えると忘れにくいです。
他の選択肢はなぜ違う?
- アWAVは音声をほとんど圧縮せずそのまま記録する無圧縮形式が一般的で、音質は高い一方ファイルサイズは大きくなります。聞こえにくい音を削る非可逆圧縮ではありません。
- イFLACは可逆圧縮を用いる音声形式で、ファイルサイズは小さくできますが展開すれば元の音を完全に復元でき、音質は劣化しません。非可逆圧縮ではありません。
- エAIFFはWAVと同様に音声を非圧縮で記録することが多い形式で、音質を保つ代わりにサイズが大きくなります。聞こえにくい成分を捨てる非可逆圧縮ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。