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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

テクノロジ系 標準 itpassport_tech_132

問題

ある自治体が新しい公共施設の設備や案内表示を設計するにあたり、年齢・性別・体格・障がいの有無や言語などにかかわらず、特別な改造を加えなくても、はじめからできるだけ多くの人がそのまま利用できることを基本方針に掲げた。この考え方を表す用語として最も適切なものはどれか。

  1. バリアフリー
  2. インクルーシブデザイン
  3. アクセシビリティ
  4. ユニバーサルデザイン
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:ユニバーサルデザイン

解説:ユニバーサルデザインは『特別な改造をしなくても、できるだけ多くの人がそのまま利用できるようにする』という設計思想で、押しても引いても開く扉、握力が弱くても回しやすいレバー式蛇口、文字と絵を併用した案内表示などが例です。よく似たバリアフリーは『既にある障壁を後から取り除く』発想で、出発点が違います。インクルーシブデザインは排除されがちだった人を設計過程に巻き込む点に力点があり、アクセシビリティは使いやすさの到達度を指す概念です。『最初から全員を想定して一律に設計する』という言い回しがユニバーサルデザインの決め手です。

覚え方:ユニバーサル=universal(みんな向け)で『最初から全員』、バリアフリー=障壁を『後から除去』。対にして覚え、過程重視のインクルーシブ、度合いを表すアクセシビリティと区別しましょう。

他の選択肢はなぜ違う?

  • バリアフリーは、すでに存在する障壁(バリア)を後から取り除く考え方です。段差にスロープを付けるなど特定の障壁の解消に焦点があり、はじめからすべての人を想定する本問の方針とは出発点が異なります。
  • インクルーシブデザインは、これまで使う側から外されがちだった人々を設計過程に巻き込み、その視点を取り入れて多様な人が参加できるようにする考え方です。設計に関わる過程を重視する点が、最初から幅広い人の利用を一律に目指す本問とは力点が異なります。
  • アクセシビリティは、製品やサービスにどれだけ近づきやすい・使いやすいかという『到達しやすさの度合い』を指す概念で、設計の基本思想そのものを表す用語ではありません。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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