IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
大量のデータをコンピュータに与え、人間が判定ルールを細かく書かなくても、コンピュータ自身がデータから規則性を学び取って予測や分類ができるようにするAIの中核技術がある。その手法の一つに、人間の脳神経を模した多層のネットワークを用いるディープラーニングがある。この中核技術全体を指す言葉はどれか。
- ア ディープラーニング
- イ データマイニング
- ウ 機械学習
- エ 統計解析
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:機械学習
解説:機械学習(マシンラーニング)は、人間がルールを細かく書く代わりに大量のデータを与え、統計的にパターンを学ばせてAIを実現する中心的な技術です。その中で、人間の脳神経を模した多層のネットワークで学習する手法がディープラーニング(深層学習)で、機械学習の一部にあたります。つまり「機械学習 ⊃ ディープラーニング」という階層関係になります。これに対し、データマイニングは蓄積データから有用な傾向を発掘する取り組みの総称、統計解析はデータを数理的に分析する手法で、いずれもコンピュータが自動でパターンを学習するAI技術そのものを指す語ではありません。
覚え方:「機械が自分で学ぶ=機械学習、その発展形=深層学習」と包含関係でセット暗記すると、ディープラーニングやデータマイニングと混同しません。
他の選択肢はなぜ違う?
- アディープラーニング(深層学習)は多層ニューラルネットワークを用いる機械学習の一手法であり、中核技術全体を指す言葉ではなく、機械学習の一部にあたります。
- イデータマイニングは蓄積データから有用な知識や傾向を発掘する取り組みの総称で、機械学習を道具として使うことはありますが、データから学ぶAI技術そのものを指す語ではありません。
- エ統計解析はデータの傾向や関係を数理的に分析する手法で、機械学習と関連はありますが、コンピュータが自動でパターンを学習し予測・分類するAIの中核技術を指す言葉ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。