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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

テクノロジ系 標準 itpassport_tech_055

問題

Webページの閲覧(HTTP/HTTPS)やメール送信(SMTP)では信頼性の高い通信が求められる一方、音声通話や動画のリアルタイム配信では多少の欠落より速さが優先される。後者のように、コネクションを確立せず再送制御を行わない代わりに高速・低遅延を得意とするトランスポート層のプロトコルはどれか。

  1. TCP
  2. ICMP
  3. UDP
  4. ARP
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:UDP

解説:トランスポート層にはTCPとUDPという二つの代表的なプロトコルがあります。TCPは通信前に相手と接続を確立(3ウェイハンドシェイク)し、届いたか確認しながら必要に応じて再送するため確実ですが、その分手順が増えます。これに対しUDPは接続確立や再送を行わず、データを一方的に送り出すだけなので軽く、遅延が小さくなります。音声通話やライブ配信では、少しくらいデータが欠けても止まらず流れ続けるほうが快適なため、UDPが選ばれます。Web閲覧やメールのように1文字でも欠けたら困る用途ではTCPが使われます。

覚え方:「確実なTCP」「速いUDP」と対で覚えるのが基本です。Uは「うっかり届かなくても気にしない」と語呂で結びつけると区別しやすくなります。

他の選択肢はなぜ違う?

  • TCPはコネクションを確立し、到達確認や再送によって確実にデータを届けるプロトコルで、信頼性は高い反面オーバーヘッドがあり、リアルタイム性最優先の用途には不向きです。
  • ICMPはpingなど通信状態の確認やエラー通知に使われるプロトコルで、音声や動画のデータそのものを運ぶ用途ではありません。
  • ARPはIPアドレスからMACアドレスを調べるためのプロトコルで、トランスポート層のデータ転送方式とは役割が異なります。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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