IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
TCP/IPの階層モデルで、IPアドレスを使って相手のネットワークまでデータ(パケット)を届ける役割を担う層はどれか。
- ア アプリケーション層
- イ インターネット層
- ウ トランスポート層
- エ ネットワークインタフェース層
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:インターネット層
解説:TCP/IPは4階層で整理され、上からアプリケーション層・トランスポート層・インターネット層・ネットワークインタフェース層と並びます。このうちインターネット層ではIP(Internet Protocol)が動き、パケットに付いた宛先IPアドレスを見て、ルータが次にどこへ転送すべきかを判断します。郵便にたとえると、宛先の住所(IPアドレス)を見て配送ルートを決める仕事に当たります。トランスポート層がポート番号で「どのアプリ宛てか」を扱うのに対し、インターネット層は「どのコンピュータ(ネットワーク)宛てか」を扱う点が役割の違いです。
覚え方:IPアドレス=Internet Protocol=インターネット層、と頭文字をひもづけると混乱しません。ポート番号が出てきたらトランスポート層、と対で覚えましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- アアプリケーション層はHTTPやSMTPなど、利用者に近いサービスの通信規約を扱う層で、IPアドレスでの経路選択そのものは担当しません。
- ウトランスポート層はTCPやUDPでポート番号を使い、アプリケーション間の通信や信頼性を管理する層で、ネットワーク間の配送はその下の層に任せます。
- エネットワークインタフェース層は同じネットワーク内での電気信号やMACアドレスによる伝送を担当し、異なるネットワークをまたぐ配送は上位の層の役割です。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。