IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
あるユーザは、自宅のパソコンと外出先のスマートフォンの両方で同じメールを確認しており、どちらの端末で読んでも既読や保存先フォルダの状態が同じになるよう、メールをサーバ上に置いたまま管理したいと考えている。この受信の仕方に最も適したプロトコルはどれか。
- ア IMAP
- イ POP3
- ウ SMTP
- エ DHCP
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:IMAP
解説:メールは、送るときと受け取るときで使うプロトコルが分かれています。送信はSMTP、受信はIMAPまたはPOP3です。受信用の二つのうち、IMAPはメールをサーバ上に置いたまま管理するため、パソコンとスマートフォンなど複数の端末から、既読状態やフォルダ分けまで同じように確認できます。一方のPOP3はメールを端末へダウンロードして管理するのが基本で、端末ごとに状態がばらばらになりやすいため、今回のように複数端末で同期したい場合には不向きです。DHCPはIPアドレスの自動割り当てで、メールとは無関係です。「複数端末で同じ状態にそろえたい=サーバに残すIMAP」と用途で覚えましょう。
覚え方:受信はIMAPかPOP3、送信は「S」で始まるSMTP。複数端末でそろえたいときはサーバに残すIMAP、端末に取り込むのがPOP3、と区別しましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- イPOP3も受信に使うプロトコルですが、基本的にメールをサーバから端末へダウンロードして管理します。端末ごとに状態が分かれやすく、複数端末で既読やフォルダの状態を同じにそろえたい用途には向きません。
- ウSMTPはメールを送信したり、メールサーバ間で転送したりするときに使うプロトコルで、受信用ではありません。
- エDHCPは、ネットワークに接続した機器へIPアドレスなどの設定を自動的に割り当てるプロトコルで、メールの送受信とは関係がありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。