IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
コンピュータシステムの性能指標のうち、「一定時間内にどれだけ多くの処理(仕事)をこなせるか」という処理量を表すものはどれか。
- ア ターンアラウンドタイム
- イ スループット
- ウ レスポンスタイム
- エ クロック周波数
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:スループット
解説:性能指標は「量」と「時間」を区別すると整理できます。スループットは量、ターンアラウンドタイム(依頼から全結果が返るまで)とレスポンスタイム(最初の反応までの時間)は時間で、時間系は短いほど高性能です。バッチ処理ではスループットやターンアラウンドが、対話的な操作ではレスポンスタイムが特に重視されます。目的に応じて見るべき指標が変わる点が問われます。
覚え方:『スループット=through(通り抜ける)量』で量の指標、『タイム』が付く2つは時間の指標、と名前で仕分けしましょう。量は大きいほど良い、時間は短いほど良い、と向きもセットで覚えると安心です。
他の選択肢はなぜ違う?
- アターンアラウンドタイムは処理を依頼してから結果がすべて返るまでの所要時間を表す指標で、「量」ではなく「時間の長さ」を示します。
- ウレスポンスタイムは要求を出してから最初の応答が返り始めるまでの時間で、こちらも処理量ではなく反応の速さを表します。
- エクロック周波数はCPUが1秒間に刻む信号の回数で、部品単体の速さの目安です。システム全体の処理量を直接表す指標ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。