IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
Webサービスへのアクセス増で1台のサーバの処理能力が不足してきた。増強策のうち「スケールアウト」に当たるものはどれか。
- ア 1台のサーバのCPUやメモリをより高性能なものに交換して能力を高める。
- イ キャッシュサーバを追加して、よく参照されるデータの応答だけを速くする。
- ウ サーバの台数を増やし、処理を複数台に分担させて全体の能力を高める。
- エ 使用するディスクの容量を減らして空き領域を確保する。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:サーバの台数を増やし、処理を複数台に分担させて全体の能力を高める。
解説:能力増強には大きく2つの方向があります。スケールアウトは台数を増やして横に広げる方式で、処理を複数台へ分散させて全体の性能を高めます。一方、1台のCPUやメモリをより高性能なものへ交換するのは縦に伸ばすスケールアップです。キャッシュサーバの追加は特定処理を速くする施策ではあっても台数を増やす本問の定義には当たりません。ディスク容量を減らして空き領域を確保するのは運用上の整理で、処理能力の増強そのものとは異なります。台数を増やして処理を分担させる方法だけがスケールアウトに当たります。
覚え方:「アウト=外へ広げて台数増、アップ=1台を高性能化」と方向で覚え、キャッシュ追加や容量整理は別目的の施策と切り分けましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア1台の性能そのものを引き上げる方法はスケールアップと呼ばれ、台数を増やすスケールアウトとは逆の考え方です。
- イキャッシュサーバの追加は特定のデータ応答を速くする施策で、サーバの台数を増やして処理を分担させるスケールアウトには当たりません。
- エディスクの空き領域を確保することは運用上の整理であり、処理能力を増強するスケールアウトとは関係ありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。