IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
あるシステムのMTBF(平均故障間隔)が480時間、MTTR(平均修復時間)が20時間であった。このシステムの稼働率に最も近い値はどれか。
- ア 0.04
- イ 0.24
- ウ 0.96
- エ 0.98
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:0.96
解説:MTBFは平均してどれだけ連続稼働できるか、MTTRは故障してから直るまでにかかる平均時間です。両者を足したものが1サイクルの全時間にあたり、そのうち動いていた割合が稼働率になります。MTBFが長いほど、またMTTRが短いほど稼働率は1に近づきます。停止率(20÷500=0.04)と取り違えやすいので、求めるのは「動いていた割合」だと意識しましょう。
覚え方:分母は『間隔+修復=全部の時間』、分子は『間隔(動いていた時間)』。MTBF÷(MTBF+MTTR)とそのまま唱えて覚えると、停止率との取り違えを防げます。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア0.04はMTTR÷(MTBF+MTTR)=20÷500の値で、これは故障している時間の割合(停止率)です。稼働率はその逆で、1からこれを引いた値になります。
- イ0.24は計算の根拠がない値で、稼働率の式MTBF÷(MTBF+MTTR)にも停止率の式にも一致しません。
- エ0.98はMTBF÷MTTR的な取り違えなどから出やすい近い値ですが、正しい式で計算すると480÷500=0.96となり一致しません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。