IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
コンピュータの記憶装置を、CPUに近く高速なものから遠く低速なものへと階層的に並べたものを記憶階層と呼びます。一般に、上位(CPUに近い側)の記憶装置ほど持つ性質として最も適切なものはどれか。
- ア 容量が大きく、ビット当たりの単価が高い
- イ 容量が大きく、ビット当たりの単価が安い
- ウ 容量が小さく、ビット当たりの単価が高い
- エ 容量が小さく、ビット当たりの単価が安い
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:容量が小さく、ビット当たりの単価が高い
解説:記憶階層は、上からレジスタ→キャッシュメモリ→主記憶(メインメモリ)→補助記憶(SSDやハードディスク)の順に並びます。CPUに近い上位ほど高速ですが、高速な素子は製造コストが高いので、同じ金額では少ない容量しか積めません。そのため上位は容量が小さく、ビット当たりの単価は高くなります。逆に下位へ行くほど低速になる代わりに、安価で大容量を確保できます。コンピュータはこの階層をうまく組み合わせ、よく使うデータを上位に置いて全体としての速度とコストの折り合いをつけています。
覚え方:「速い・小さい・高い」が上位、「遅い・大きい・安い」が下位とセットで覚えると混乱しません。容量と単価は反対方向に動く、と押さえましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア上位はレジスタやキャッシュのように高速ですが、高価なため容量は小さくなります。容量が大きいという点が誤りです。
- イ容量が大きく単価が安いのは、ハードディスクやSSDなど下位(CPUから遠い)側の特徴です。上位の説明としては逆です。
- エ容量が小さい点は上位に合いますが、上位ほど高速な部品を使うため単価は高くなります。単価が安いという点が誤りです。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。