IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
プリンタの印刷完了やキーボードの入力など、周辺機器が発生させた事象をCPUへ知らせ、実行中の処理を一時中断して対応する処理に切り替えるしくみを何と呼ぶか。
- ア パイプライン
- イ 仮想記憶
- ウ デフラグ
- エ 割込み
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:割込み
解説:割込み(インタラプト)は、入出力の完了やエラー発生、タイマの満了といった事象をきっかけに、CPUが今動かしているプログラムを一時的に止め、その事象に対応する処理(割込み処理ルーチン)へ制御を移すしくみです。対応が終われば中断前の続きに戻ります。これがないとCPUは常に周辺機器の状態を見張り続ける(ポーリング)必要があり効率が落ちますが、割込みを使えば必要なときだけ対応できるため、CPUを有効に活用できます。
覚え方:「事象が起きたらCPUに割り込んで知らせる」と文字どおりにイメージすると覚えやすいです。パイプライン・仮想記憶・デフラグはいずれも別目的の技術として区別しましょう。
他の選択肢はなぜ違う?
- アパイプラインは1つの命令の実行を複数段階に分け、流れ作業のように並行処理して処理効率を高める技術で、外部からの通知のしくみではありません。
- イ仮想記憶は補助記憶の一部を主記憶のように見せて、実際より大きなメモリ空間を扱う技術であり、周辺機器からの通知とは関係ありません。
- ウデフラグはディスク上に断片化して散らばったデータを並べ直して読み書きを速くする操作で、CPUへの中断要求とは無関係です。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。