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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

ストラテジ系 標準 itpassport_str_090

問題

労働者派遣において、派遣先企業が派遣労働者に対して行えることとして、最も適切なものはどれか。

  1. 派遣先は、自社の業務について派遣労働者に対し作業の指揮命令を行う。
  2. 派遣労働者の賃金を派遣先が直接決定し、派遣先から本人へ支払う。
  3. 派遣先が派遣労働者と直接雇用契約を結んだうえで業務に従事させる。
  4. 派遣先が派遣労働者の社会保険の加入手続を行う雇用主としての責任を負う。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:派遣先は、自社の業務について派遣労働者に対し作業の指揮命令を行う。

解説:労働者派遣は、派遣元(派遣会社)が雇用している労働者を、派遣先の指揮命令のもとで働かせる仕組みです。つまり雇用契約は派遣元と労働者の間にあり、賃金の支払いや社会保険の手続、休暇の管理など雇用主としての責任は派遣元が負います。一方で、実際の仕事の進め方を指示する指揮命令は派遣先が行う点が大きな特徴です。この「雇用は派遣元・指揮命令は派遣先」という二重構造が、業務の成果物に対して責任を負う請負契約との重要な違いになります。請負では、注文者が請負側の労働者へ直接指揮命令することはできません。なお、賃金の決定・支払い、雇用契約の締結、社会保険の加入手続はいずれも雇用主である派遣元の役割であり、派遣先が担うものではありません。

覚え方:派遣は『雇うのは派遣元、指示するのは派遣先』と二つに分けて覚えましょう。指揮命令の有無が請負との見分けポイントです。

他の選択肢はなぜ違う?

  • 派遣労働者の賃金を決定し支払うのは雇用主である派遣元の役割です。派遣先が直接賃金を決めて本人へ支払うという記述は派遣の仕組みに反し誤りです。
  • 派遣労働者と雇用契約を結ぶのは派遣元であり、派遣先は直接の雇用契約を結びません。派遣先が直接雇用契約を結んで業務に従事させるという記述は誤りです。
  • 社会保険の加入手続など雇用主としての義務を負うのは派遣元です。派遣先が雇用主としてこれを担うという記述は誤りです。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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