IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
ネット書店やネット通販で、店頭ではあまり置かれない販売数の少ないニッチな商品でも、品ぞろえを膨大にして数多くそろえることで、その売上の合計が無視できない大きさになる現象や戦略を表す用語として、最も適切なものはどれか。
- ア クロスセル
- イ オムニチャネル
- ウ フリーミアム
- エ ロングテール
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:ロングテール
解説:商品を販売数の多い順に左から並べてグラフにすると、一部のヒット商品が左側に高くそびえ、売れ筋でないニッチ商品が右へ長く尾(テール)を引きます。実店舗は棚に限りがあり売れ筋しか置けませんが、ネット通販は在庫スペースの制約が小さく膨大な品ぞろえが可能です。その結果、一つひとつは少量でも、長い尾の部分の売上を足し合わせると全体の大きな割合を占めることがあります。
覚え方:グラフの右に伸びる『長いしっぽ(long tail)』のイメージで覚えましょう。ネット販売だからこそ成り立つ“ちりも積もれば”戦略です。
他の選択肢はなぜ違う?
- アクロスセルは、ある商品を買おうとする顧客に関連商品も併せて勧めて販売額を増やす手法であり、ニッチ商品の売上合計を指す概念ではありません。
- イオムニチャネルは、実店舗・ネット・アプリなど複数の販売経路を連携させて切れ目のない購買体験を提供する戦略であり、少量多品種の売上に関する用語ではありません。
- ウフリーミアムは、基本機能を無料で提供し追加機能を有料にして収益を得るビジネスモデルであり、ニッチ商品の売上構造を表すものではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。