BOKI LEVEL 3
日商簿記3級の問題解説
問題
次の決算整理事項にもとづき、貸借対照表・損益計算書に表示される金額を答えなさい。消費税は税抜方式で処理する。決算整理前残高は、仮払消費税120,000円、仮受消費税180,000円、仮払法人税等40,000円、売上1,500,000円、仕入860,000円、繰越商品150,000円、給料320,000円、支払保険料96,000円である。期末商品棚卸高は210,000円、保険料のうち24,000円は翌期分、法人税等は税引前当期純利益の30%である。
出典:オリジナル問題|参考:簿記3級第3問・財務諸表作成形式
正解と解説
正解:fs1: 800000、fs2: 72000、fs3: 60000、fs4: 92400、fs5: 52400、fs6: 215600
この問題は、売上原価・経過勘定・消費税・法人税等を同時に処理する決算総合問題です。法人税等は税引前当期純利益を求めてから計算する点が最大のポイントです。
- 売上原価:期首商品150,000円+仕入860,000円−期末商品210,000円=800,000円です。
- 保険料:支払保険料96,000円のうち24,000円は翌期分なので、当期費用は72,000円です。翌期分は前払保険料としてBS側に残します。
- 消費税:仮受消費税180,000円−仮払消費税120,000円=未払消費税60,000円です。仮受と仮払を相殺した差額だけが未払になります。
- 税引前利益:売上1,500,000円−売上原価800,000円−給料320,000円−支払保険料72,000円=308,000円です。
- 法人税等:308,000円×30%=92,400円。中間納付の仮払法人税等40,000円を差し引いた52,400円が未払法人税等で、当期純利益は308,000円−92,400円=215,600円です。
間違えやすい点:法人税等を売上に直接30%掛けてはいけません。売上原価や費用を差し引いた税引前当期純利益に税率を掛けます。
この問題について
公式サンプル問題に見られる第1問・第2問・第3問の出題形式を参考にした独自作成問題です。文章・数値・設問は独自に作成しています。
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