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宅地建物取引士

宅建の直前期は何をやるべきか——問題バンクを「業法110問」にした側の言い分

直前に伸びる順は暗記が効く順。模試は本試験と同じ並びで「問26からの業法ゾーン」を体に入れる

宅地建物取引士・受験直前期向け・約5分

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種明かしから始めよう。当サイトの宅建300問は、均等には作っていない。宅建業法だけで110問、全体の3分の1超だ。えこひいきに見えるが計算ずくの配分で、いちばん得をするのは直前期のあなただ。

本試験は50問中、業法が20問で最大勢力。しかも「知っているかどうか」で決まる暗記型が多く、直前でも点が伸びる。だから収録数を本試験の出題数の比重に合わせ、直前の演習が得点に化ける分野に最厚のタマ数を積んだ。

直前期に伸びる順=暗記が効く順

直前期の優先順位は「暗記が効く順」でいい。理解の積み上げが要る分野は今から伸ばしにくく、暗記で戦える分野は今からでも間に合う。

分野本試験収録数直前の伸び
宅建業法20問110問大(暗記型)
法令上の制限8問50問大(数字暗記)
免除対象5問35問
税・その他3問25問
権利関係14問80問小(維持でいい)

配点の全体像や勉強の順番はこれまでの記事に書いたとおりで、この表は「直前期にどれだけ伸びるか」だけで並べ直したものだ。上から順に時間を配る。業法と制限で本試験の28問。ここの精度上げが直前期の最短ルートになる。

なぜ業法を110問にしたのか

作る側の事情を明かすと、業法は紛らわしい誤答が作りやすい。35条書面と37条書面、8種制限、報酬の計算——似た制度が多く、収録問題の誤答選択肢は隣の制度の要件や数字を混ぜて設計してある。裏を返せば、本試験の受験生もそこで迷う。だから直前期は正解を当てて終わりにせず、選択肢ごとの「なぜ違うか」の解説まで読んでほしい。1問で4つ分の知識が固まる。

模試は「業法ゾーンで稼ぐ感覚」を入れる道具

当サイトの模擬試験は50問・120分、問1〜14権利関係、15〜22法令上の制限、23〜25税その他、26〜45宅建業法、46〜50は5問免除対象と、並びまで本試験と同じだ。完全ランダムにしなかったのは、「問26からの業法20連戦で稼ぐ」本番の景色をそのまま練習してほしいからだ。

迷った問題は問題番号のパレット(塗りつぶしで回答済みが分かり、番号を選んでジャンプできる)で後回しにし、提出前の未回答確認で塗り忘れを防ぐ。間違いは自動で復習リストに入り、SRS(間隔反復)がその日復習すべき問題として出してくる。模試とSRSのループだけで直前期は回る。合格ライン表示は70%。おおむね7割前後が目安の試験だから、まずここを安定して超えたい。時間配分の詳細は50問・120分の時間配分に譲る。

権利関係は「維持」でいい

権利関係は理解型で、直前期に新しい論点を深追いしても伸びにくい。民法の森に分け入ると、業法の暗記に使うはずの時間が溶ける。復習リストの既習問題を回して「作った型を錆びさせない」だけで十分だ(条文の用語があやしくなったら宅建用語集で確認するくらいでいい)。80問あるのは序盤〜中盤で使う分だ。そもそもの勉強順はなぜ宅建業法から始めるのかで書いた。

直前期にやることは3つ。業法と制限の演習量を最大化する、模試で本試験の並びを体に入れる、間違いはSRSに任せる。300問の偏った厚みは、この時期のために積んである。宅建の演習で、業法から始めよう。

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