IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
コンピュータの記憶装置に関する説明として、SSD(ソリッドステートドライブ)の特徴を正しく述べたものはどれか。
- ア フラッシュメモリを記憶媒体に用い、可動部分がないためHDDより耐衝撃性に優れ高速に読み書きできる。
- イ 磁気ディスクを高速回転させ、磁気ヘッドでデータを読み書きする装置である。
- ウ 電源を切ると記憶内容が消える主記憶装置で、CPUが直接演算に利用する。
- エ レーザー光でディスク上のピットを読み取る光学式の記憶装置である。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:フラッシュメモリを記憶媒体に用い、可動部分がないためHDDより耐衝撃性に優れ高速に読み書きできる。
解説:SSD(Solid State Drive)は半導体メモリの一種であるフラッシュメモリにデータを記録します。HDDのように物理的に円盤を回転させてヘッドを動かす必要がないため、読み書きが速く、衝撃に強く、動作音も静かで消費電力も小さいという利点があります。たとえばノートパソコンの起動を数秒で終わらせたい、持ち運び中の落下に強くしたいといった用途で選ばれます。一方で、同じ容量ならHDDより高価になりやすい点が特徴で、大容量を安く保存したい場合はHDDが選ばれることもあります。電源を切ってもデータが残る不揮発性の補助記憶装置である点も押さえましょう。間違えやすいのは、「電源を切ると消える」と書かれた説明を選んでしまうことで、それは主記憶のRAMの説明であってSSDではありません。
覚え方:「SSD=S(半導体)でD(ディスクなし)」とイメージし、回転する円盤を使うHDDと対比すると混同しません。電源を切ると消えるのは主記憶のRAM、消えないのが補助記憶のSSD・HDDです。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ磁気ディスクを高速回転させ磁気ヘッドで読み書きするのは、HDD(ハードディスクドライブ)の説明です。SSDには回転する円盤や磁気ヘッドはありません。
- ウ電源を切ると内容が消える主記憶装置はRAM(DRAM)の説明です。SSDは電源を切ってもデータが保持される補助記憶装置です。
- エレーザー光でディスク上のピットを読み取るのはCD・DVD・Blu-rayなどの光ディスクの説明であり、SSDの仕組みとは異なります。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。