IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
身の回りの多数のセンサや家電などの機器をインターネットにつなぐIoTの分野で、消費電力を抑えながら数kmといった広い範囲との通信を実現することを主眼とした無線通信方式の総称はどれか。
- ア LPWA
- イ Bluetooth
- ウ PoE
- エ NAS
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:LPWA
解説:IoTでは、電池で長期間動くセンサを屋外の広い範囲に多数置く、といった使い方が求められます。そこで重視されるのが「消費電力が小さいこと」と「遠くまで届くこと」です。LPWAはこの2つを両立する無線通信方式の総称で、通信速度は控えめな代わりに、少ない電力で数km規模の距離をカバーできます。たとえば畑のセンサや、街中に点在するメータの自動検針などに向いています。近距離向けのBluetooth、ケーブルで給電するPoE、保存装置のNASとは目的がまったく異なるため、用語の役割を取り違えないことが大切です。
覚え方:LPWAは「Low Power(省電力)/Wide Area(広域)」の頭文字です。『電池長持ちで遠くまで、ただしゆっくり』とIoTセンサ向けの特徴で覚えると、近距離のBluetoothとの違いがはっきりします。
他の選択肢はなぜ違う?
- イBluetoothはイヤホンやマウスなど、数m〜十数m程度のごく近距離の機器接続に使う無線方式で、数kmの広域をカバーする省電力広域通信の総称ではありません。
- ウPoE(Power over Ethernet)はLANケーブルを通じて機器に電力を供給する技術で、広域の無線通信方式ではありません。
- エNAS(Network Attached Storage)はネットワークに接続して使う共有ストレージ(記憶装置)で、通信方式ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。