IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
データベースのトランザクションがもつ性質「ACID特性」のうち、「トランザクション中の処理は、すべて実行されるか、まったく実行されないかのどちらかになる」という性質を表すものはどれか。
- ア 一貫性(Consistency)
- イ 原子性(Atomicity)
- ウ 独立性(Isolation)
- エ 永続性(Durability)
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:原子性(Atomicity)
解説:トランザクションは、関連する複数の処理を1つのまとまりとして扱う単位です。例えば銀行振込では「A口座から減らす」「B口座に増やす」の両方が成立しなければ困ります。途中で障害が起きた場合は、すでに行った処理を取り消して元に戻す(ロールバック)ことで、中途半端な状態を残しません。これが原子性です。ACID特性は、ほかに一貫性・独立性・永続性があり、4つそろってトランザクションの信頼性を支えています。
覚え方:原子性は『オール・オア・ナッシング(全部か無か)』。原子はそれ以上分割できない、というイメージから『途中で割れない=全部か無か』と結びつけると覚えやすいです。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア一貫性は、トランザクションの前後でデータベースが矛盾のない正しい状態に保たれる性質で、「全部か無か」を指す性質ではありません。
- ウ独立性は、複数のトランザクションが同時に実行されても互いに干渉しないという性質です。
- エ永続性は、完了(コミット)したトランザクションの結果が障害が起きても失われないという性質です。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。