IT PASSPORT
ITパスポートの問題解説
問題
関係データベースで、表から特定の条件に合う行(レコード)だけを取り出す関係演算を指す用語はどれか。
- ア 選択
- イ 射影
- ウ 結合
- エ 挿入
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識
正解と解説
正解:選択
解説:関係データベースの基本操作には、行を絞り込む「選択」、列を絞り込む「射影」、複数の表をつなぐ「結合」があります。SQLでは、SELECT文のWHERE句で条件を指定すると選択が行われ、例えば『成績が80点以上の生徒』のように、条件に合致する行だけが結果として取り出されます。一方、取り出す列を決めるのはSELECTの直後に書く列名であり、これが射影に当たります。なお、似た語の「挿入」は表に新しい行を加える操作(INSERT)で、すでにある行を取り出す選択とはまったく逆向きの操作です。SELECTという英単語につられて「列を選ぶこと」と勘違いしやすいですが、関係演算でいう選択は『行を選ぶ』ことなので注意しましょう。
覚え方:『選択は横(行)を選ぶ、射影は縦(列)を写す』と方向で区別しましょう。WHEREで絞るのが選択、と結びつけると混同しません。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ射影は、表から特定の『列』を取り出す操作です。条件に合う『行』を取り出す操作ではありません。
- ウ結合は、複数の表を共通の項目をキーにして1つの表に組み合わせる操作です。
- エ挿入は、表に新しい行を追加する操作(SQLのINSERT)であり、条件に合う行を取り出す操作ではありません。
この問題について
IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。