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IT PASSPORT

ITパスポートの問題解説

テクノロジ系 標準 itpassport_tech_120

問題

送信者と受信者が同じ鍵を共有して暗号化と復号を行う共通鍵暗号方式の特徴として、最も適切なものはどれか。

  1. 暗号化に使う鍵と復号に使う鍵が異なるため、鍵を相手に安全に渡す手間がない。
  2. 通信相手がn人いる場合に必要な鍵の総数は、利用者が増えても常に1個で済む。
  3. 鍵を一切相手に渡さなくても、送信者だけで暗号化から復号まで完結できる。
  4. 公開鍵暗号方式に比べて暗号化・復号の処理が高速で、大量のデータの暗号化に向いている。
出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

正解と解説

正解:公開鍵暗号方式に比べて暗号化・復号の処理が高速で、大量のデータの暗号化に向いている。

解説:共通鍵暗号方式は、暗号化と復号に同じ1つの鍵を使う仕組みです。計算が単純なため公開鍵暗号方式よりも処理が速く、ファイルや通信本文など大量のデータを扱う場面で活躍します。一方で、その鍵をどうやって相手に安全に届けるか(鍵配送問題)が悩みどころで、人数が増えると必要な鍵の数が n(n-1)/2 と急増する弱点もあります。実務ではこの欠点を補うため、鍵の受け渡しだけ公開鍵暗号で行い、本文は共通鍵暗号で暗号化するハイブリッド方式がよく使われます。

覚え方:「共通=同じ鍵=速いが配送が大変」とセットで覚えましょう。鍵の数が爆発するのが共通鍵、鍵配送が楽なのが公開鍵、と対比すると混同しません。

他の選択肢はなぜ違う?

  • 暗号化鍵と復号鍵が異なるのは公開鍵暗号方式の特徴です。共通鍵暗号は同一の鍵を使い、その鍵を安全に渡す鍵配送が課題になります。
  • 共通鍵暗号では通信する組み合わせごとに別の鍵が必要で、n人なら n(n-1)/2 個と利用者増加に伴い急増します。常に1個ではありません。
  • 暗号文を復号するのは受信者なので、受信者に鍵を渡す必要があります。送信者だけで完結するという説明は誤りです。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:IPA ITパスポート試験シラバス(最新版)、情報処理技術者試験の基礎知識

IPAのITパスポート試験シラバスとIT基礎知識を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

IPAの過去問題の転載ではなく、シラバス・公開情報に基づく独自問題として作成しています。

確認状況: 独自作成問題として編集確認済み。公開後も誤り報告を受け付けています。

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